テストです。テストです。テストです。 #2 #2
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経営者やビジネスリーダーの間で、サウナが長らくブームになっている。
経営者同士の会話でも、「サウナにハマってるんだよね」という会話をよく聞くし、サウナについて語るインタビュー記事も増えている。さらに、サウナで商談や面談をするという人も増加しているようだ。
ひと昔前までは、おじさんたちが黙って入っていて、異様な雰囲気を醸していたのがサウナだったが、現代ではもっとカジュアルかつ爽やかなものになっており、若いビジネスマンたちにも多く利用されている。また、その健康効果や仕事へのポジティブな影響も話題になり、ビジネスリーダーからブームが起こっているのだ。
さらには、サウナは男性だけでなく女性にも人気が出ている。ここでは、サウナが人気の理由、サウナがもたらす効果を解説するとともに、ビジネスマンがサウナを習慣とすべき理由を紹介する。
全国においてサウナの認知は高まっており、それに伴ってサウナ人口も増えている。
上のデータは日本サウナ総研による「日本のサウナ実態調査2020」だ。「温冷浴」とはサウナのように温度の異なる2か所の浴槽に交互に入ることだが、2017年以降「温冷浴のことを知らない」は50%以上であったが、2020年の調査で初めて50%を切り、「聞いたことがあるがやっていない」が上回る結果となった。それだけサウナの効果に対して認知が高まっているといえるだろう。
それもあって、年に1回以上サウナ浴をする人の人口は約2761万人となり、2019年の2714万より着実に増加してきている。
全国においてサウナの認知は高まっており、それに伴ってサウナ人口も増えている。
上のデータは日本サウナ総研による「日本のサウナ実態調査2020」だ。「温冷浴」とはサウナのように温度の異なる2か所の浴槽に交互に入ることだが、2017年以降「温冷浴のことを知らない」は50%以上であったが、2020年の調査で初めて50%を切り、「聞いたことがあるがやっていない」が上回る結果となった。それだけサウナの効果に対して認知が高まっているといえるだろう。
それもあって、年に1回以上サウナ浴をする人の人口は約2761万人となり、2019年の2714万より着実に増加してきている。
サウナはビジネスリーダーに人気
「しらべぇ」によるアンケートデータでは、「サウナが好きだ」と回答した人の割合を職業別に見ていくと、会社経営者層がもっとも多く、36.4%という割合を占めている。つまり、ビジネスマンのなかでも、経営者層が特にサウナを好んでいることがわかる。
現に、サウナ好きを公言する経営者、ビジネスリーダーは多く、以下のような人たちがサウナを日常的に利用していると語っている。
- 秋好陽介(Lancers創業者)
- 片桐孝憲(DMM.com社長)
- 川邊健太郎(ヤフー株式会社CEO)
- 佐藤 光紀(株式会社セプテーニ・ホールディングス 代表取締役)
- 孫正義(ソフトバンク社長)
- 田端信太郎(ZOZO執行役員 コミュニケーションデザイン室長)
- 中山亮太郎(マクアケ 代表取締役社長)
- 久志尚太郎(NEW STANDARD株式会社代表取締役社長)
- 本田直之(レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役)
- 松本 大(マネックス証券 取締役会長)
- 箕輪厚介(幻冬舎 編集者)
- 山野 智久(アソビュー株式会社 代表取締役社長)
- 渡辺将基(「新R25」編集長)
つまり、「デキる」ビジネスマンはサウナに入るのだ。
また、ビジネスマンではないが、以下のような多くの著名人もサウナを好んでいるそうだ。芸能人、ミュージシャン、スポーツ選手、作家、政治家など、錚々たる面々がサウナを楽しんでいる。
- 浅田次郎
- 安倍晋三
- 新井貴浩
- 市川海老蔵
- 太田光
- 葛西紀明
- 吉川晃司
- 北野武
- 木梨憲武
- 宮藤官九郎
- 西城秀樹
- 桜井和寿
- 笑福亭鶴瓶
- 菅田将暉
- 千原ジュニア
- 長嶋一茂
- 平沢勝栄
- 松尾スズキ
- 松本人志
- 武藤敬司
- 森脇健児
- 諸星和己
ビジネスマンに加え、影響力を持つ著名人がこれだけサウナにハマるということは、サウナには何か大きな魅力があるに違いない。
ここからは、サウナのメリットと効果を解き明かすとともに、これからの時代を作るビジネスマンがサウナを利用すべき理由を解説する。
サウナのメリットはたくさんあるが、ここでは研究や論文データを元に科学的に証明されているメリットだけを紹介していこうと思う。
サウナのメリットを知ることで、きっとあなたも通ってみたくなるはずだ。
疲労回復
まず、サウナの大きな効果としては、疲労回復効果がある。この疲労回復効果は、研究により証明されている(※1)が、その仕組みは以下だ。
人体は膨大な細胞で構成されているが、この細胞に栄養や酸素を送り届けるのは「血液」だ。サウナの温熱効果により、高温の空気で血管がひろがり血流がよくなる。
それによって、体中に栄養や酸素がいき渡るだけでなく、細胞が活動したあとに出る二酸化炭素などをより回収することができ、疲労回復が起こる。さらには、サウナを出た後にも血流がよい状態が続くので、疲労回復効果が得られる。
また、サウナ入浴中は酸素の摂取量が増えるので、疲労回復につながるのだ。
※1:『サウナ入浴法の検討:―入浴時間の設定が生体諸機能に及ぼす影響―』
睡眠改善
サウナには睡眠改善効果も期待できる。サウナに入った場合と入らなかった場合では、睡眠の質に差が生まれたそうだ(※2)。
睡眠の質は仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えるので、睡眠改善はビジネスマンが必ず向き合わなくてはならない問題だ。研究によると、睡眠不足では仕事の生産性が下がるということがわかっている。
最近の研究では、6時間睡眠を1週間続けると、徹夜を2日も続けたのと同程度の判断力になると報告されています。
そして、政府統計(※3)によると、日本人の平均睡眠時間は世界で見ても短く、6時間未満の人が全体の39.2%を占めている。
このような状況であるからこそ、しっかりと睡眠時間を取るとともに、サウナを使って睡眠の質を上げることで、他に差をつけることができるのだ。
※2:『ミストサウナ入浴の睡眠への影響調査(ポスターセッション)』
※3:『国民健康・栄養調査65 1日の平均睡眠時間』
サウナにはストレス解消効果があることがわかっている。熱いサウナと水風呂に入ることで、ストレスを緩和する神経伝達物質が分泌されるのだ。
国際医療福祉大学病院内科学教授の一石英一郎氏は、以下のように述べている。
サウナ浴による精神安定作用や心理的効果は30年前からその可能性が報告されています。これについては近年、主に脳内セロトニン、オキシトシン、血中のβ-エンドルフィンの作用が、中枢神経や自律神経系に連動している事が次第に明らかになって来ています。
日々忙しく働き、ストレスの多いビジネスパーソンにとって、ストレスとうまく付き合うことは必須の能力。サウナを利用する人は多いのは、それだけストレスが解消できるからかもしれない。
美肌効果
サウナが肌に与える効果を調べた研究データがある。それによると、サウナは肌の保水力を上げ、皮脂を減らすことがわかっている。
平常時(ミストサウナ入浴中および入浴後を除く時間帯)にも、肌水分量は約20%増加することがわかった
ドイツの研究チームによって2008年に科学ジャーナル「Dermatology」で発表された研究によると、以下のような効果があったと述べられている。
定期的にサウナに入浴している人の皮脂はそうではない人の皮脂より25%低かった。
定期的にサウナに入るグループの人の皮膚のph値がそうではないグループより低かった。
参考:『Effect of Regular Sauna on Epidermal Barrier Function and Stratum Corneum Water-Holding Capacity in vivo in Humans: A Controlled Study. Dermatology 2008;217:173–180』
このように、サウナによって肌を若々しく見せる効果がありそうだ。若々しい見た目であることは、仕事にもよい影響を与えるので、ビジネスパーソンにはサウナがおすすめなのだ。
サウナには、免疫力を向上させる力がある。
2013年の『Effect of a Single Finnish Sauna Session on White Blood Cell Profile and Cortisol Levels in Athletes and Non-Athletes. Journal of Human Kinetics volume 39/2013』の研究によると、サウナ入浴後に免疫関連の血球の数量が増加したとのデータが得られた。
さらに、定期的にサウナに入る人は、風邪をひきにくくなるというデータもある。
1990年に発表されたこちらの論文では、週に2回サウナに入浴する人は、そうでない人に比べて3ヶ月~6ヶ月後に風邪をひく確率が半分になった。
ビジネスパーソンにとって、体調管理は重要な要素だ。サウナを利用することで免疫力を高め、仕事のパフォーマンスを損なうことを避けるのがよいだろう。
ビジネスパーソンにおすすめのサウナ利用法
サウナには身体への影響として、多くのメリットがあることがわかったと思う。
ただ、サウナには身体への影響だけでなく、仕事に好影響をもたらす使い方もできる。サウナを上手く使うことで、仕事での大きな成果につなげることができるのだ。
アイデア発想
サウナは、アイデアを発想するのにも向いている。
高温のサウナや冷たい水風呂に入っていると交感神経が優位になる。交感神経優位とは、要は興奮して臨戦態勢になっている状態のことだ。
サウナと水風呂の後に外気浴を入れることで、副交感神経が優位になる。副交感神経優位とは、リラックスしている状態だ。
この交感神経から副交感神経へスイッチを切り替えることで、アイデアを生み出しやすい状態を作ることができる。これはシャワーやトイレでアイデアが思い浮かびやすいのと同じことだ。
サウナを利用することで、より強く副交感神経を優位にできるので、アイデアを生み出すことができるのだ。
商談
最近では、サウナで商談を行うという経営者も増えている。
サウナは熱い環境なので複雑な思考はできないが、交感神経が優位になることでひとつのことを集中して考えられる。サウナに入るまでは様々なことが頭のなかに渦巻いているだろうが、サウナに入ると重要度の高いことだけに集中が向かうのだ。
また、人間は相手との距離や相手と共有している環境からも、心理的に大きな影響を受ける。物理的な距離が近いほど信頼しやすくなり、同じ行動を取ることで好感度が上がるということが証明されている。
つまり、相手と近い距離で、お互い裸でいるサウナに共にいるということは、相手は腹を割って話せる信頼できる相手と無意識に感じやすくなるのだ。
山梨英和大学の研究では、温泉での「裸の付き合い」には友情を育む機能があることが実証されている。
つまり、サウナは商談を行うのに向いているのだ。
冒頭でも説明した通り、経営者層はサウナを好むことがわかっている。サウナに通うことで、経営者の人と知り合う可能性が高くまる。
基本的にサウナ内は会話禁止であることが多いが、サウナに通ううちに顔見知りなどもでき、休憩所などで話をする機会も生まれるだろう。サウナを愛する者同士、会話もしやすいはずだ。
もちろん、サウナはリラックスをする場所であり、仕事のために来ているのではない。ただ出会いがあった場合にはそれを楽しみ、もし機会があったら仕事につなげればいい。
それでも、経営者懇親会などに通うよりも、サウナの方がより深いコネクションを作ることができるかもしれない。
ビジネスパーソンはサウナに通うべし
ここまで解説してきたとおり、サウナの効果はどんどん明らかになってきている。
そして、サウナはアイデアを生み出す場、商談を行う場、人脈を形成する場としても利用することができる。ビジネスパーソンにとってたくさんのメリットがあり、より仕事の生産性を高めてくれる施設なのだ。
ビジネスマンはサウナを積極的に利用することで、仕事での成功が近づくだろう。ぜひ利用することをおすすめする。