30代以上の大人なメンズジャージ5選。利用シーンも合わせて紹介
Aventure編集部
スポーツ時の利用に適したジャージですが、最近ではファッションアイテムとしてコーディネートしやすいモデルが多く展開されています。デザイン性も高く、さらに伸縮性や通気性に優れていることから様々なシーンで活用されています。
ただあまりジャージを普段着ない方は、どんなジャージが自分に合っているか悩まれるかもしれません。そこでこの記事ではジャージの歴史や特徴についてお伝えし、30代以上の男性におすすめなジャージを紹介します。
ジャージの歴史
ここではジャージが過去どのような歴史から今の形に進化し評価されたのかについて、過去の歴史を振り返り紹介します。
ジャージはもともと漁師のワークウェア
ジャージは、もともとは漁師のワークウェアとして作られた衣類です。当時イギリスにあるジャージー島では漁で使う衣類には伸縮性がなかったため、衣類を改良しジャージが誕生したとされています。
もちろん初めて誕生したジャージは今のように快適なものではなく、重く分厚いものでした。また速乾性はあったものの汗を吸い取りずらく、ダボっとした形状をしているのが当時のジャージの特徴です。
伸縮性に優れた競技用のウェアに進化
ジャージは誕生当時から改良を重ね伸縮性を追求した結果、競技用ウェアとしてアスリートから注目されるようになります。
空気抵抗を感じさせない細身な作りになり、スポーツ中も体にフィットし腕や足の動きを阻害しないことから現在でも多くのアスリートが着用しています。
ジャージの特徴
現代のジャージにはどのような特徴があるのでしょうか。ここではジャージの特徴について素材や利用シーン、展開されているラインナップについてふれていきます。
ジャージの生地は主流がポリエステル
ジャージは生地にポリエステルを使うのが主流であり、軽いことが特徴のひとつです。ポリエステル素材で作られたジャージは、スウェットトレーナーよりも軽く快適な着用ができます。
またポリエステルは速乾性にも優れているため夏場に汗をかいてもすぐに乾きます。他にも熱に強く直射日光に当たっても生地が変形しにくことから長期利用に最適です。
ただし主流はポリエステルですがウールや綿などと混紡しているジャージがあるので、購入前に素材をチェックしておくことが肝心です。
さまざな場面で利用できる
ジャージの優れた機能面に注目するメーカーは増えていて、デザイン性を掛け合わせタウンウェアは増加傾向にあります。スポーツ時の利用はもちろん、タウンユースのアイテムとしての利用もおすすめです。
ジャージは幅広い世代に支持を得ており、30代以上の男性からも注目されているファッションアイテムです。またジャージは真夏を除けばオールシーズン利用ができるのも特徴のひとつ。
季節問わず組み合わせ次第で多彩なコーディネートを楽しめます。ただしジャージの優れた通気性は、真冬の使用で用者の体温を下げてしまうことも。上着を羽織ったり、裏地に保温性のあるジャージを選んだりして対策をしましょう。
多機能なラインナップが誕生
ジャージは多機能なラインナップを展開しています。例えばタウンユースやスポーツに適したモデル、日焼けを抑えるUVカット仕様や消臭機能を採用したモデルがあります。
他にも異なる素材を組み合わせたハイブリッドなジャージの展開もあるので、自分の利用シーンに最適なジャージが見つかるでしょう。
おすすめのジャージ5選
おすすめのジャージを5つ紹介します。
・フィラ 切替トラックジャケット ユニセックス
・アヴィレックス イージー トラックジャケット
・アディダス ベッケンバウアー トラックトップ
・ニードルズ ジップアップ ジャケット
・プーマ ICONIC T7 ダブルニット トラック ジャケット
それぞれのブランドの歴史や機能性、また利用シーンについてお伝えしていきます。
フィラ 切替トラックジャケット
フィラは、1911年にイタリアのフィラで誕生したアパレルブランドです。80年以降にスポーツ選手やアーティストの着用が目立つようになり、スポーツウェアとしてだけではなくファッションアイテムとして認識されるようになりました。
フィラは、主にゴルフやテニスのシューズやウェアの展開が盛んです。またスポーツウェアだけでなく、FILAが展開するZIPではタウンユースも取り入れたファッションの販売をしており人気を博しています。
フィラ 切替トラックジャケットは、ハッキリとした3色カラーを採用したジャージです。ストレッチ性能が高く体の動きに合わせてフィットするため、アクティビティの種類を問わず快適な利用ができます。
アヴィレックス イージー トラックジャケット
アヴィレックスは、ミリタリーブランドとして1937年に誕生したアメリカ発祥のアパレルブランドです。パイロットが着用するフライトジャケットを一般市場へ向けて広めるため、軍隊の放出品であるサープラスウェアを作り世界中から指示を得ました。
アヴィレックスの特徴である無駄がない機能性の高さは、アヴィレックス イージー トラックジャケットにも備わっています。同製品は、4WAYストレッチ素材で作られいるため上下左右に伸縮性があるのが特徴のひとつ。
デイリーユースはもちろん、ランニングやサッカーなどのスポーツを行う際にも手足の稼働を邪魔しません。表面素材にはナイロン糸を使い異なる素材同士でラインをデザインしています。
アディダス ベッケンバウアー トラックトップ
1920年に靴製造会社として設立したダスラー兄弟商会が、アディダスの前身です。ダスラー兄弟商会では設立当時からスポーツごとに適した専用靴の必要性を唱えており、靴を競技ごとに合うよう作ったことでアスリートから多大な支持を得ました。
紹介するアディダスのベッケンバウアーモデルは、サッカーの王者であるフランツ・ベッケンバウアーをたたえ60年代に作られた旧作の復刻版です。スリムフィットでスタイリッシュな印象を与えてくれる一品で、定番のジャージアイテムとしてたくさんのユーザーに愛されています。
同製品はダブルジッパーを採用。下のジッパーを開けば体のラインをよりスマートにみせることが可能です。カジュアルな着こなしができるので普段使いに適しています。
ニードルズ ジップアップ ジャケット
1988年に創設されたニューヨークと日本に拠点のあるセレクトショップ「ネペンテス」。そんなネペンテスの代表を勤める清水慶三氏が1995年にスタートさせたのがニードルズです。
ニードルズのアパレルは、買い付けを世界各国で長年経験してきた清水慶三氏がデザインしています。海外のファッションを融合させ独創性に溢るデザインは斬新です。
ニードルズ ジップアップ ジャケットは、左にワンポイント入った蝶のデザインがオシャレなジャージです。素材にはレーヨンを採用しているため光沢感があり上品な大人な印象を与えてくれます。ファッションアイテムとしてデイリーユースがおすすめです。
プーマ ICONIC T7 ダブルニット トラック ジャケット
1920年創業の靴製造会社ダスラー兄弟商会で、名前にあるように2人の兄弟が設立した会社です。一人は後にアディダスを設立する弟のアドルフで、兄のルドルフが後にプーマを設立しました。
プーマが世界的に有名になったきっかけは、サッカーの王様であるペレとの契約です。世界中が見守るワールドカップの試合でプーマのスニーカーを履いたペレを登場させたことは、世界がプーマを認知する大きなきっかけとなりました。
また1998年にはファッション業界で人気を博すジル・サンダーとのコラボレ―ションもあり、多様な分野から注目される存在に躍り出ます。そんなプーマの定番モデルである ICONIC T7 ダブルニット トラック ジャケットは、今でも安定的な需要を誇っているのです
T7の由来である7cmのシグネチャーストライプは、シンプルでありながらアイコニックなスタイルが特徴です。フィット感があるスポーティーなフォルムは、スポーツシーンはもちろん普段使いにもおすすめ。
まとめ
メンズのジャージはもともと漁師のワークウェアだったものが、機能性の向上によりアスリートに適した衣類に進化しました。現在ではデザイン性も兼ね備え、さらにデイリーユースに適したファッションの一部として定着しています。
市場では多機能なジャージが展開されているので、様々なシーンで活用ができるでしょう。ジャージを上手く組み合わせて、スポーツの場面だけでなくデイリーユースの衣類としてコーディネートしてみてはいかがでしょうか。
Aventure編集部