パーカーのデザインにあわせたおしゃれコーデ術9選
Aventure編集部
秋口の若干肌寒さを感じる季節の服装選びは迷います。そんな時期に活躍するアイテムのパーカーは、リラックスウェアとしても外出時のカジュアルウェアとしても様々な用途で活躍します。今回は、肌寒くなる時期に手放せないパーカーの起源、そして長い歴史のなかで誕生してきた様々なデザインのパーカー、さらにおしゃれに着こなすコーデ術を紹介。
パーカーおしゃれコーデ9選
着こなし方によってはラフになりすぎてしまうパーカーファッションをおしゃれに着こなすコーデ術を紹介します。
パーカー×デニムジャケット
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デイリーコーデとしては定番の組み合わせ。デニムジャケット×パーカーを大人の雰囲気で着こなしましょう。
垢ぬけた印象を引き出すため、パーカーは厚手のアイテムを選びましょう。デニムジャケットやGジャンはワンサイズ大きめサイズを。重ね着のポイントは着膨れしないことです。
プルオーバーパーカー×チェスターコート
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フォーマルな印象のチェストコートとカジュアルなパーカ―の重ね着でハイレベルなコーデ術を楽しみましょう。
ジップパーカー×ダウンシャツ
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シャツのカチッと感を残しつつスポーティで、カジュアルな印象のあるダウンシャツと羽織ものアイテムとしても活躍するジップパーカーとの組み合わせは、季節の変わり目におすすめです。
プルオーバーパーカー×テーラードジャケット
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カジュアルなパーカーをビジネスシーンで着用されるイメージの強いテーラードジャケットと組み合わせることで、こなれた雰囲気に仕上がります。
プルオーバーパーカー×スエットパンツ
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パーカーとスエットのコーデは、リラックスできる着用感に加えおしゃれに着こなせるルックスも重要な要素となります。黒パーカーのスタイリッシュな印象を活かし、きれいめな白のスエットパンツを組み合わせることで、リラックス感を備えつつクールなイメージに仕上がります。
プルオーバーパーカー×シャツ
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シャツとパーカーの重ね着コーデは。遊び心をのぞかせながらも大人の魅力を引き立ててくれます。ポイントはシャツを襟元と裾からチラ見せすること。パーカーの色に合わせてシャツもカラー物や柄物のシャツと合わせることでおしゃれ度がアップします。
ダンボールパーカー×シャツ
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ストレッチ性の高いダンボールパーカーと襟なしシャツを、ジャストなサイズ感で着こなすことで大人のカジュアルを感じさせてくれるスタイルへと仕上がります。幅広い季節に対応できる汎用性の高さも魅力のコーデです。
ワッペンパーカー×シャツ
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ワッペンが加わることで程よいおしゃれが楽しめます。ワッペンと同色のインナーを裾からチラ見せし、適度にゆとりのあるパンツをセレクトすることでポップになり過ぎない大人のストリート系スタイルを演出しれくれます。
ダンボールパーカー×チノパン
独特の弾性を備えたフードパーカーは保形性にも優れておりアレンジも自由自在、ストレッチ性も高く動きやすいためスポーツカジュアルにも、適しています。カジュアルに過ごしたい休日に最適な一枚です。
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パーカーの起源
パーカーのルーツは、氷点下30~40度の氷雪地帯、アラスカ、カナダの北極海沿岸グリーンランドに広がるツンドラ地帯に住むアラスカの先住民イヌイット民族が、防寒用としてアザラシやカリブーの毛皮で作ったアノラックと呼ばれるアウターと言われています。アノラックが服と身体の間に温かい空気層を作り、外気が体温を奪うのを防いでくれるために温かさを保つことができるのです。
イヌイット族は現在でも冬の猟に出かけるときは「伝統的」な羽毛のパーカーとオバーズボンを多くの民族が着用しています。
パーカーの語源には諸説ありますが、一説によるとロシア北部で使われるネネツ語の「動物の皮」という意味を指す「パルカ」から来ていると言われています。
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パーカーがファッションアイテムとして注目されたきっかけは?
一般的にアウトドアの際に着用されることが多かったパーカーが、ファッションアイテムとして注目が集まるようになったのは、1970年代頃、ニューヨークでヒップホップが誕生しカルチャーとして発展したことに起因しています。当時、ラッパーが着心地の良いスウェット生地のパーカーを愛用していていたことから、街にはパーカーを着用する人が増えていきました。
日本での流行時期
1960年代頃、モッズ系、ロッカーズ系などストリート系の文化が注目を集め始めた時代、英国ではモッズファッションが流行り、細身のシルエットのスーツにミリタリーパーカーを羽織るファッションに注目が集まり、1990年代にはスウェットパーカーの上に金色のボタンの付いた紺色のブレザーを羽織るファッションが流行しました。
海外でのパーカーがファッションの一部として定着した流れを受けて、日本でもパーカーがファッションアイテムとして認知されるようになっていったのです。
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パーカーの素材
〇スエット生地
パーカー生地に最も多く利用される「スエット生地」は、汗を吸収するメリアス地のことを指し、Tシャツやニットなどの衣類を作る際のベースとなる素材の「編み方」です。最大の特徴は、表地がTシャツと同じメリヤス編みで裏地は「裏毛(裏パイル)」「裏起毛」の2種類が使用された二重構造。表地と裏地で質感が異なります。
単純に厚いのではなく、防寒性や伸縮性、吸水性に優れていることがスエット生地の特徴で、カジュアルに着こなせる大きな要因となっています。
〇ポリエステル生地
パーカーをファッションアイテムとして楽しみたい方が増えている近年では、夏場でもパーカーコーデを取り入れたファッションが楽しめるよう、ポリエステル生地で作られたドライパーカーも誕生しています。
スエット生地のパーカーと比較すると通気性もよく、薄手の素材です。ドライTシャツと同じ生地を使用して作られ、肌触りも良く夏場の暑い時期でもサラッとパーカーコーデを楽しめます。
パーカーのお手入れポイント
パーカーはシルエットがとても重要な衣類です。
型崩れやヨレがあると、どんなにキレイなシルエットのパーカーでも
一気にだらしなく見えてしまいます。
パーカーの洗濯頻度は5~6回の着用で1回程度の洗濯を推奨しています。
しかし、1度着用した衣類には皮脂や汗が残っています。
そのまま、次のシーズンまで保管するとカビやシミの原因となってしまいます。
きれいな衣類の状態で次のシーズンにも着用するなら、シーズンオフとなったタイミングでクリーニングに出してからしまうすのがおすすめです。
○洗濯のポイント
パーカーの洗濯頻度は、5~6回の着用で1回程度が望ましいといわれています。
洗濯を始める前に必ず洗濯表示の確認をし、前開きパーカーはファスナーを閉じ洗濯ネットに入れましょう。洗濯コースは脱水時間が短く設定されたコースを選ぶことをおすすめします。
洗濯後は早めに取り出し、手で軽く叩きながら、しわを伸ばし形状を整えてから干しましょう。
干す際は、風通しのいい場所で陰干しします。
直射日光は変色する危険があるので避けましょう。