[Denon 新製品] プリメインアンプ「PMA-1700NE」
Aventure編集部
デノンは、2022年5月下旬にUSB-DAC搭載プリメインアンプ「PMA-1700NE」を発売致します。PMA-1700NEは、2016年11月に発売されて以来、国内外で数々のアワードを受賞し、その音質が高く評価されてきた「PMA-1600NE」の後継に位置づけられる製品です。機能や外観上の変化は僅かなものですが、デノン創立110周年記念モデル「PMA-A110」の回路構成および高音質パーツを継承することにより、そのパフォーマンスは大きな飛躍を遂げており、フルモデルチェンジと表現しても差し支えないものとなっています。
PMA-1700NE 製品情報
品名:プリメインアンプ
品番:PMA-1700NE
カラー:SP (プレミアムシルバー)
希望小売価格:218,900円(税込)
EANコード:0747192137649(PMA1700NESP)
発売時期:2022年5月下旬
アンプの動作の要である電源回路には、電圧変動が小さく、より安定した電源供給が可能な新型のEIコアトランスを採用。ノイズの原因である漏洩磁束の影響を打ち消すために、2つのトランスを対向配置するLC(リーケージ・キャンセリング)マウント方式を採用しています。整流回路には低損失、低ノイズなショットキーバリアダイオードを採用。ブロックコンデンサーにはPMA-1700NE専用の大容量カスタムコンデンサーを搭載し、十分かつクリーンな電流供給を実現しています。
フォノイコライザーはMM / MC両方のカートリッジに対応。MM / MCの切替はリレーよって行うため、基板上の余分な信号ラインの引き回しを必要とせず、繊細なアナログ信号をより純粋に増幅することができます。
11.2 MHzまでのDSD、および384 kHz / 32 bitまでのPCM信号の入力に対応するUSB-DAC機能を搭載しているため、PCを直接接続してハイレゾ音源を楽しむことができます。また、192 kHz / 24 bitまでのPCM信号に対応する光デジタル入力を2系統、同軸デジタル入力を1系統装備しています。デジタル入力されたPCM信号は、デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術「Advanced AL32 Processing Plus」によって処理され、デジタル化される前の本来のアナログ波形に復元され、後段のアンプ回路へと送り出されます。デジタル回路とアナログ回路を同じ筐体内に同居されることで、アナログオーディオ信号に悪影響を及ぼすことがありますが、PMA-1700NEではデジタルオーディオ基板をシールドケースに収めると共に、PCから流入する高周波ノイズを遮断する高速デジタルアイソレーター回路を搭載し、繊細なアナログオーディオ信号への干渉を排除しています。
さらに、アナログ入力信号を再生する際には、デジタルオーディオ回路の電源を完全にオフにして、純粋なアナログアンプとして動作させることができる「アナログモード」を搭載しています。
デノンについて
2020年10月1日に110周年を迎えたデノンは、日本初のレコード・蓄音器製造会社、および日本初の業務用 録音機器製造会社を起源とするプレミアムオーディオブランドです。世界初のデジタルPCMレコーダーを実用化するなど、革新的な技術力と開発力は、世界中から高い評価を得ています。2001年からはその呼称を「デンオン」から「デノン」に統一し、グローバルブランドとしてさらにその活躍の場を広げています。
* プレスリリースに記載された情報は発表日現在のものです。
* 仕様及び外観は改良のため、一部変更させていただくことがあります。
* 掲載商品の写真の色は、印刷の関係で多少現物と異なることがあります。
* DSD、Direct Stream DigitalおよびDSDロゴは、ソニー株式会社の登録商標です。