ヒルバーグのテント・アトラスなら広々と快適に過ごせる!
Aventure編集部
テントを販売するメーカーは多々ありますが、なかでもヒルバーグは非常に高い人気を集めています。今回は、なぜそこまでヒルバーグが人気なのか、そしてヒルバーグのなかでも、アトラスにはどんな魅力があるのかについて紹介します。
ヒルバーグは「テント界のロールスロイス」
ヒルバーグはテント界のロールスロイスと呼ばれています。その理由は、ヒルバーグならではのこまやかなこだわりが数多くあることです。
その1つ目として、インナーテントとアウターテントの連結が挙げられます。この2つの連結部分を分離できるのは、ヒルバーグならでは。それぞれを個別に使うこともできますし、内部のスペースをより自由自在に使えます。
2つ目は、ドーム型テントのポール・システムです。ブラックレーベルとレッドレーベルは、テントの上のスリーブがポールエンドを保持します。さらにクリップがポールとテントを固定しているので、非常に安定感があります。大型のドームテントを設営するのは大変な作業ですが、ヒルバーグなら一人でも難なく張ることができるでしょう。
3つ目は、イエローレーベルのポールシステムです。オープンエンドのポールスリーブとアジャストできるテンショナーにより、グロメットのついたウェビングタブが使用されています。これによりテントがアーチ型になり、片側を高めにアジャストすることで、雨が一方向から降っている場合にも負担を分散します。
4つ目は、ポールスリーブへのこだわりです。ヒルバーグのポールスリーブは幅が広く、ポールを2本使うことで強風や豪雨の中でも安心してテントを張ることができます。ポールの挿入は摩擦を生まずにでき、非常に安全性の高いテントです。
5つ目は、テントの縫い目です。ヒルバーグでは、強度や安全性の面からどの糸を使うべきか、しっかり見極めています。そして折り伏せ縫いをすることで、すべてのステッチが4枚の生地を通り抜け、堅牢さと耐水性が非常に高くなります。
6つ目は、ガイラインとアタッチメントです。ヒルバーグのテントはすべてにガイラインがあり、連続ポールスリーブのついたテントのガイラインは、アタッチメントが2つあります。これにより一か所だけに荷重がかからないようになっています。
ヒルバーグのテントを上手く活用するコツ
ヒルバーグでは誰でもテントを上手く使えるよう、活用のコツを紹介しています。まず、テント設営についてご説明します。
テントを張ったときにしわやたるみがあると上手く設営できていない証拠なので、ぴんと張った状態になるようにしてください。きちんと張っていないと、内部空間は狭くなってしまいます。また、テントを張る際、ペグ・アタッチメント・ループをゆるくしておくようにしましょう。
絶対に忘れてはいけないのが、ガイラインの使用です。自然の中では天気が一瞬で変わることも多く、「これならガイラインは必要ない」と判断しても、数時間後には激しい雨風が襲ってくることもあります。より高い安全性を保つためにも、かならずセットしましょう。
さらに安全に過ごしたいときには、ポールを二重にするのがおすすめです。ブルーレーベル・テント以外はポールを2本使えるようになっているので、過酷な環境でテントを張る方も安心です。
フットプリントはテントと地面に間に敷くもので、保護層になります。まずテントを広げ、上面を地面に向けてフットプリントをのせます。そしてフットプリントのトグルをテントのリングに挿入したら、ひっくり返すだけです。あとは普段とおりに設営しましょう。
テントの設営だけではなく、結露の取り扱いにも気を付けてください。最も簡単な対策は、単純ではありますがテントの内側からふき取ること。これだけでも水滴が下に落ちるのを防げます。また、就寝するときには寝袋の足部分に防水ジャケットをかけておくと、結露で足元が濡れなくなります。
最後に、テントを長く安全に使っていくには、こまやかな手入れが必要です。ジッパーは汚れを落とし、潤滑剤は使わないようにしましょう。また、開け閉めするときは指をあてるようにすると、生地を挟みません。
テントは使い終わったら、ポールにつけたまま干すのがベストです。これにより湿気をとって、より長く使えるようになります。
ヒルバーグのテントには必要な周辺装備が完備している
テントを購入するのが初めての方は、テント本体以外に何を買えばいいのかよくわからないかもしれません。そんな方でもヒルバーグでテントを購入すれば、ポール、スタンダード・ペグ、ガイライン、そしてラインランナーが完備されているので安心です。
さらに、スタッフバッグ、ポール・バッグ、ペグ・バッグ、リペア・スリーブ付きの予備のポール・セクションおよび説明書、そのほか、タープやインナーテント、ウインドサック、メッシュテントなども販売されています。
ヒルバーグのテントならアトラスがおすすめ
ヒルバーグには色々なテントシリーズがありますが、そのなかでもおすすめなのがアトラスです。モジュラー型のアトラスは軽くて設営が簡単なのに、強度が非常に高くなっています。
冒険家や写真家、世界中のキャンパーはもちろん、集会を開く野外プログラムなどにも対応できるのが特徴です。オプションを使ってカスタマイズすることもできますし、単体でも十分なスペースの確保が可能です。インナーテント8とインナーテント6がありますが、それぞれ8人、6人が横になれるゆとりがあります。
この投稿をInstagramで見る
設営の際には、専用ポールかスキー版のようなもので支え、側面をトレッキングポールで支えるやり方も可能です。アルタイ UL ベーシックはケルロン1200が使われ、とても軽い特徴があります。アルタイXPベーシックはケルロン2500が使われ、より過酷な環境でも確実に内部を守れるのです。
<アルタイ ULの基本スペック>
スペック :付属品/アルミセンターポール( φ19.5mm)186~214cm( 調節可能)×1本、アルミサイドポール( φ13mm)135cm×8本、ペグ( Yペグ)×16 本、スタッフバッグ、ポールバッグ、ペグバッグ
重量 :最重量/4.3kg
収容人数 :グループテント
ヒルバーグのアトラスでゆったりとしたキャンプライフを
ヒルバーグのテントにはいくつものこだわりがあり、その品質の高さからテント界のロールスロイスと呼ばれています。また、テントを購入すればポールやスタンダード・ペグなどもついてくるので、まだテントについての知識が浅い初心者の方にもおすすめです。
アトラスはヒルバーグのテントの中でも比較的大型で、かなりゆとりのある空間が生まれます。耐久性も高く雪山などに行くのにも安心ですので、ぜひ一度検討してみてください。
Aventure編集部