こんなテントを待っていた！ダックノット「ハンティングヘキサ」は男のロマンが詰まった名テント
Aventure編集部
ダックノットがキャンプファンの心をつかんで放さない無骨なテント「ハンティングヘキサ」を世に送り出しました。プライベートな空間と解放感という相反する要素を一つに収め、天井部分の幕を引き上げると夜空を見上げることができるというロマン溢れる造りになっています。大自然の野営地や狩猟の拠点を思わせるフォルム、自然に溶け込むカラーリング、堅牢性の高さなど、従来のテントの常識を塗り替える革新的なテントです。この記事では、ダックノット「ハンティングヘキサ」の魅力を紹介します。
ダックノットが目指すブランド
ダックノットというブランドを知っているのなら、キャンプの中級者以上のフリークに違いありません。2020年に本格的に活動を開始したアウトドアブランドです。アウトドア用品の大手通販会社ナチュラムと、アウトドア用品メーカーであるランケットが企画、開発、販売を行っています。
ダックノットとはどのようなブランドなのでしょうか？
ダックノットが目指すもの
古き良き時代にあった無骨で質実剛健な物づくりを行い、流行に流されず長く使える機能的かつ実用的なアウトドアグッズを世に送り出すために誕生しました。カバーオールやパンツなどのアパレルグッズから販売を開始し、現在ではバッグやCB缶カバー、カップ、ドームテントまで充実したラインナップとなっています。
ジャケットやパンツは使い込むごとに味わい深くなる生地を使用し、経年劣化を楽しむアイテムとなっています。コンセプトが示す通り、機能美に優れているため、アウトドアだけでなく普段着としても使える汎用性の高さが特徴的です。
ダックノットの主なアイテムの紹介
現在販売されている、ダックノットのおすすめ商品を紹介します。
ハンティングドームテント
ダックノットのハンティングドームテントは、全室を広くとれることが特徴になっている2人用のドーム型テントです。キャノピーポールを使った高さは150cmあり、全室を十分に活用できる点が一番のポイントになっています。
ウォール部分には窓がついており、望遠鏡で星空を眺められる仕様になっています。小技を利かせたデザインは、機能性を重視したダックノットらしさが光っています。
サムライテーパードパンツ
焚き火や火の粉に強いコットンのアウトドアパンツです。最大の特徴は右ポケットにアックスホルダー（斧を収納するベルト）があることです。カタナをぶら下げたような見た目になるため、「サムライ」の名がつけられています。
本格的なキャンプでの焚き火シーンにおいて、薪割り用の斧は必要不可欠。キャンプ上級者になるほど木材の加工を楽しむようになります。遊び心とキャンプシーンでの使いやすさを考え抜いた製品です。
アルコールストーブ
アルコール燃料に直接火をつけるだけという、シンプルかつ実用的なバーナーです。ケースは真鍮でできており、控え目のゴールドはどんなキャンプシーンにも溶け込みます。火力調整用のキャップの板をずらすことで火加減ができるようになっています。
暗闇に浮かぶ青白い光は夜のキャンプに華を添えます。無駄な機能をそぎ落とし、キャンプの原点を提案するダックノットらしい逸品です。
クッカーケース
国産八号帆布を使ったクッカーケースです。厚手で破れにくく、使い込むごとに味が出る仕様になっています。カトラリーやクッカーはまとめておかないと、見つけるのに時間がかかることもしばしば。クッカーケースがあればすぐに取り出すことができます。
ハンティングヘキサの特徴は？
ハンティングヘキサは2021年10月に予約販売を開始したテントです。「HUNTING HEXA(ハンティングヘキサ) T/C SW」と「HUNTING HEXA(ハンティングヘキサ) T/C」の2つのタイプがあります。
野営地での使用を彷彿とさせる無骨なデザイン、自然に溶け込むカラーリングで登場直後からキャンプファンを騒がせています。
ハンティングヘキサの魅力
多くのソロキャンパーが、「こんなテントを待っていた」と思うのではないでしょうか。広く前室を確保した上でフルクローズができるため、解放感とプライベート感が両立する設計。撥水加工の「ハイブリットTC」生地を使用し、過酷なキャンプシーンでも使える快適性。天井部の幕を引き上げると星空を眺めることができるエンターテイメント性。ダックノットのコンセプトとキャンパーの想いが見事に溶け込んだ、テントの究極の形とも言えます。
HUNTING HEXA(ハンティングヘキサ) T/C SW
SWとはシェルターウォール（前幕）を指します。前室部にウォールを設けることにより、プライベート空間を作ることができます。キャンプ場での人との交流を必要最低限に抑え、一人もしくは仲間や家族との時間を大切にしたい人向けです。
【スペック】
・シェルター :6,822g
・シェルターウォール(前幕):1,758g
・袋:357g
・本体ポール:210cm(アルミ28mm) 994g×2本
・ポールとポールの間:約200cm
・キャノピーポール:190cm(アルミ28mm)910g×2本
・キャノピー巻き上げ可能
・窓:とも生地・透明73g・耐熱46gの3枚付属
・ペグ:99g×12本
・自在金具付きロープ :189g
・袋:12g
・ガイドロープ:53g
・煙突直径：煙突は10cmのものまで。それ以上の方は、カットしてお使いください
■カラー：チャコール(※直営店限定)、OD(オリーブドラブ)、コヨーテ
素材:ハイブリッドTC
※糸撥水加工後編み立て
生地で再度撥水加工
■価格：99,000円（税込）
[ランケット]
https://www.ranquet.co.jp/SHOP/721401.html
HUNTING HEXA(ハンティングヘキサ) T/C
違いはシェルターウォールがあるかどうかだけです。ランケットによると、シェルターウォール単体での販売も予定しているとのこと。シェルターウォール付きハンティングヘキサは売り切れが続出しており、入手困難な商品となっています。シェルターウォールなしのタイプを購入し、後から購入するというのも手です。ただし、単品での購入は本体との若干の色味の違いがあるとのことで、注意が必要です。
「HUNTING HEXA(ハンティングヘキサ) T/C」の価格は79,750円。「HUNTING HEXA(ハンティングヘキサ) T/C SW」よりも2万円ほど安くなっています。
【スペック】
・シェルター :6,822g
・袋:357g
・本体ポール:210cm(アルミ28mm) 994g×2本
・ポールとポールの間:約200cm
・キャノピーポール:190cm(アルミ28mm)910g×2本
・キャノピー巻き上げ可能
・窓:とも生地・透明73g・耐熱46gの3枚付属
・ペグ:99g×12本
・自在金具付きロープ :189g
・袋:12g
・ガイドロープ:53g
・煙突直径：煙突は10cmのものまで。それ以上の方は、カットしてお使いください
■カラー：チャコール(※直営店限定)、OD(オリーブドラブ)、コヨーテ
素材:ハイブリッドTC
※糸撥水加工後編み立て
生地で再度撥水加工
■価格：79,750円（税込）
[naturum]
https://www.naturum.co.jp/product/?itemcd=3292350&buddy=0001115562377
他のテントとの違いとメリット・デメリット
ハンティングヘキサはデザイン性の高さが一番の特徴です。自然の中に溶け込みたいと考えるキャンパーにはうってつけのテントです。プライベート感が確保されているため、人の少ない野営地のような場所での使用はもちろん、大型のキャンプ場でも役立ちます。
キャンプ場での利用は目立つこと間違いありません。
メリット
何と言ってもキャンパーが欲しいと思っていた機能が充実していることです。広い前室と外の空間を仕切ることができるシェルターウォール。前室の天井部分を引き上げて夜空を楽しめることは、ロマンを感じさせます。撥水性の高い生地を使っているため、ヘビーユースにも耐えられ、高い実用性が備わっています。
デメリット
ソロキャンプで利用するテントとしては、価格が99,000円とやや高額に設定されています。無骨なデザインでやや近いところに位置するバンドック「ソロベース EX」は4万円を切る価格で販売されています。
ただし、機能やデザイン面で優れている点は多く、ソロキャンプをこれまで以上に充実させたいと考えているキャンパーには、価格はあまり気にならないかもしれません。
ハンティングヘキサでの理想のキャンプ
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キャンプの楽しみ方
キャンプの楽しみ方は様々あるものの、ソロキャンプでの野営は究極のアウトドアであり、至福の時間が得られます。野営とはキャンプ場以外でのキャンプを指します。人のいない場所で自然と向き合いながら、充実した時間を過ごすことができます。
ハンティングヘキサが野営でのキャンプシーンを盛り上げることは間違いありません。河川敷や丘陵地帯、湖畔など、どんな場所でも快適な空間を提供してくれます。
※私有地や共有地での野営は使用許可を取る必要があります。また、河川敷などでのキャンプは増水に十分注意してください。キャンプは自己責任の範囲で行ってください。
一緒に使いたいギア
・薪ストーブ
・ダルトンのランタン
・グレンスフォシュ・ブルークのアックス
ハンティングヘキサは薪ストーブの煙突穴が標準で備わっています。真冬のキャンプは虫が少なく、星空を楽しむことができます。寒い夜は薪ストーブがぴったりです。暖かい空間でじっくりと星を眺めてください。
ダルトンのランタンもおすすめアイテムの一つです。ハイセンスなキャンパー御用達のブランドであり、確実にキャンプシーンを盛り上げるアイテムの一つです。アンティークのような普遍的デザインはハンティングヘキサのテントに良く合います。ろうそくを入れる「メタルランタン ボルス＆マルス」が特におすすめです。
薪割り用としてグレンスフォシュのアックスも欠かせません。ナイフにこだわる人は多いものの、アックスを持つキャンパーは多くありません。しかし、自然での営みに欠かすことのできなかった斧は、ブッシュクラフトで活躍すること間違いありません。ベテランキャンパーの証であるアックスを手にすると、一段レベルアップした気分に浸れます。
子供の秘密基地を形にしたハンティングヘキサ
ソロキャンプ好きを虜にしたハンティングヘキサ。現在は入手困難な状態になっています。もし、ECショップや店頭で目にした人は、迷わず購入することをお勧めします。新しいキャンプの形を提供してくれること間違いありません。
