スノーピーク史上最大のロッジ型シェルター! グランベルクの魅力とは?
Aventure編集部
スノーピークが販売する「グランベルク」が注目されています。グランベルクとは一言でいうとビッグサイズのシェルターです。少人数でゆったりと過ごすことも、大人数でワイワイ楽しむこともできるサイズ感で、使い方は自由です。
本記事ではスノーピークについて説明した上で、グランベルクについて解説します。素材やサイズなどについても解説しますので、購入を検討している人は参考にしてください。
スノーピークはどんなブランド?
スノーピークは日本発祥のグローバルブランドです。スノーピークの前身は1958年に創業した大工道具の卸問屋の山井商店。山井商店の創業者である山井幸雄氏は大の山好きです。彼は山が好きだという思いから、1963年にアウトドアブランドであるスノーピークを立ち上げます。
1986年に入社した長男の太氏は、当時としては珍しかったオートキャンプというレジャーに着目します。「キャンプが今後は野遊びの主流になるかも」という彼の予想は当たりました。高い機能性を誇るスノーピークの商品は、キャンプ好きの人たちの心を惹きつけ、商品の売れ行きは好調に。1999年、スノーピークは米国メディアのアワードを受賞し、この時から海外進出も積極的に行っています。2000年代には日本ならではのスタイルを海外に発信しています。
スノーピークは山道具やキャンプギアを多数取り扱っていますが、ギガパワーストーブやペグハンバー、焚火台などはスノーピークを代表する商品として知られています。
スノーピークのCSV
スノーピークは「人間性の回復」を使命とし、人間性の回復は地球の未来に繋がると考えます。
スノーピークが考えるCSV(Creating Shared Value)とは「私たちの使命である人間性の回復」に集約されます。人間性を回復した人は「自然の大切さ」、「未来への持続可能性」に気づけるという思いを持って事業展開を行っているのです。
キャンプは地球や自然がなければ成立しません。だからこそ、サステナビリティを意識し、よりよい未来への貢献を目指し、事業展開を行っているのです。
スノーピークが販売する「グランベルク」とは
スノーピークが販売するグランベルクは2021年にリリースされた大型シェルターです。サイズはMサイズとLサイズがあり、どちらも20万円台となっています。
グランベルクは大型シェルターなので使い方は自由自在です。少人数で広々と使ってもよいですし、集団でにぎやかに楽しむこともできます。
以下、スノーピークが販売するグランベルクの特徴を詳しく見ていきましょう。
MサイズとLサイズ、どちらがよい?
グランベルクにはMサイズとLサイズがあります。
MサイズとLサイズのサイズ感について解説します。使用する人数やキャンプ場の広さなどを考慮しながら、どちらのサイズにするか検討してみてください。
Mサイズ
グランベルクのMサイズは以下のサイズとなっています。
サイズ |
440×680×240cm |
収納サイズ |
本体/82×31×34(h)cm インナールーム/77×21×24(h)cm |
重量 |
24kg |
利用人数 |
3~5人 |
Mサイズは3~5人で利用するのにピッタリの大きさです。5人でもゆとりを感じながら利用できるでしょう。
サイズは440×680×240cmです。一般的なキャンプ場であれば、場所を選ばずに利用できるサイズとなっています。少人数でキャンプを楽しみたい人や、場所を選ばずグランベルクを利用したいという人におすすめです。
Lサイズ
グランベルクのLサイズは以下のサイズとなっています。
サイズ |
幅520cm、奥行860cm |
収納サイズ |
88×31×35(h)cm インナールーム/77×21×24(h)cm |
重量 |
29.5kg |
利用人数 |
5~7人 |
グランベルクのLサイズは5~7人での利用にちょうどよいサイズです。大人数でも利用できるため、一つあれば大勢でのキャンプにも対応できるので便利でしょう。
ただし、グランベルクのLサイズの利用は使用場所をある程度選びます。ガイロープを張るスペースを考慮すると、小規模のキャンプ場やキャンプ地の面積をあまり取れない場所では利用しにくいかもしれません。
素材
グランベルクの本体素材はポリエステルです。
これまでのスノーピークの商品ではザラつきがあるポリコットンのような素材の使用が基本となっており、グランベルクでポリエステルが初めて採用されました。本体がポリエステル製のグランベルクはザラつきはあまりなく、サラサラした手触りで、見た目は少々テカテカしています。
グランベルクの本体はポリエステルのため、ポリコットンのような遮光性はありません。また、UVカット加工が施されているので、日焼けや紫外線が気になる人も安心して利用できます。
価格
グランベルクMとグランベルクLの価格は以下表の通りです。
グランベルクM |
¥211,200 (税込) |
グランベルクL |
¥266,200 (税込) |
グランベルクのLサイズはMサイズよりもお得感があります。グランベルクMとグランベルクLには6万円程度の価格差がありますが、Lサイズの方が面積あたりの単価が安くなります。大き目サイズのシェルターが欲しいという人は、お得感があるLサイズを選択してみてもよいかもしれません。
夏場の利用にもおすすめできる理由
グランベルクは夏場のキャンプ時にもピッタリです。
ここでは、グランベルクが夏場の利用にもおすすめできる理由を紹介します。
ウォールはフルオープン
前述した通り、グランベルクはポリエステル素材です。ポリエステル素材ということで、夏場の利用における幕内の温度上昇や結露発生について気になる人もいるでしょう。
グランベルクはサイドウォールを巻き上げできるため、風通しがよくなります。外の風を幕内に取り入れ、幕内の温度を下げられるだけでなく、自然の空気を感じることもできます。
メッシュ
夏場のキャンプで虫が気になる人は、サイドウォールをメッシュにすることで問題を解決できます。グランベルクはフルメッシュにすることもできるので、蚊などの虫が入って来るのを防ぎつつ、風を幕内に入れることも可能です。
ベンチレーション
グランベルクは大きめのベンチレーションも特徴です。結露を軽減できるため、快適に利用できます。
キャンプ場で注目の的となること間違いなし
グランベルクは広々としたシェルターで、季節問わずに利用できる優れモノです。料金はMサイズ、Lサイズともに20万円台と安くはないものの、複数人で楽しめることや、快適にキャンプを楽しめることを考慮すると、購入して損はないといえるでしょう。
耐水性や紫外線カットにも優れているため、アウトドア初心者であってもグランベルクがあれば屋外で安心してくつろげるはずです。