オールシーズンおすすめ! 万能テントはベルガンスのウィグロLT6
Aventure編集部
キャンパーにとって悪天候から自分を守るシェルターや人々との集い場所、安心して休息する場所にもなるのが、テントです。
テントはさまざまなメーカーが製造・販売していますが、根強い人気があるのはやはり老舗のテントメーカーやブランド。
今回はノルウェーの老舗ブランド「ベルガンス」社のウィグロLT6について紹介します。キャンプをもっと快適に楽しくできるテントで、素晴らしい休日を過ごしましょう。
ベルガンス社が誇る万能テント!ウィグロLT6とは?
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ウィグロLT6は、アウトドアが広く浸透しているノルウェーのベルガンス社が作るテント。ベルガンス社は100年以上の歴史を持つアウトドアメーカーです。
さまざまなアウトドア製品でキャンパーを支えてきたベルガンスが誇る、4シーズン対応のテントがウィグロシリーズ。北欧メーカー特有のお洒落な形に鮮やかな色、そしてベースキャンプに最適な大きさが人気です。
ウィグロTL6は鮮やかな赤とくすんだ緑にも見える青の2色展開で、6人まで収納できます。2色とも内部はハッピーカラーの黄色なので、内部に入るととても明るく感じるでしょう。
冬の寒さや雨、雪にも強く、オールシーズンキャンプを楽しみたい方にはぴったりのテントです。
初心者からベテランまでが愛してやまないウィグロLT6の魅力5つ
では、ウィグロLT6の魅力、以下の5つを順番に紹介します。
・開放感
・冬の寒さ対策が万全
・水や雪に強い
・出入口三カ所
・ベンチレーション3つ
ウィグロLT6の魅力①開放感
ウィグロLT6はティピー型とドーム型のいいとこどりをしたようなテントです。
センターポールで立ち上げて、ほどよい高さの天井を実現。さらに3本のポールでドーム状にしているため、閉そく感のない広い空間が生まれました。
6人収容可能なため、家族や友達で広々と空間を使えるうえ、荷物を置くスペースは出入口以外にも2つあります。 大勢でいくキャンプではベースキャンプとしても最適なテントです。
ウィグロLT6の魅力②冬の寒さ対策が万全
ウィグロLT6の強みはなんといっても冬に強いこと。購入時には「ぺらぺらで心配」と感じる方が多いようですが、強靭さと軽さを併せ持っています。
テントの天井にはテントストーブの煙突を出すための切り目があるため、ストーブの使用も可能です。雪が積もる真冬でも暖かく過ごせます。
また、ボトムにはスノースカートも装備!しっかり冷気をシャットアウトするため、ストーブを消したあとでもテント内の冷えを緩和できます。
ウィグロLT6の魅力③水や雪に強い
ウィグロLT6は水や雪に対する強度がとても高いテントです。
一般的なテントであれば耐水圧は1,800mm程度。しかしウィグロLT6は、アウターテントで耐水圧3,000mm、インナーテントの床底は耐水圧7,000mmにもなります。
つまり、豪雨にも耐える材質であるうえ、浸水の心配もありません。日本の梅雨にも余裕で耐えられます。
ただしすべてを閉めてしまうと通気性がなくなるため、結露の心配があります。気温が低くなければ雨でも通気性を優先するほうが快適度は上がるかもしれません。
ウィグロLT6の魅力④出入口3か所
出入口が1カ所に限定されていないところも、とても便利です。
3辺のガイドラインはペグダウンすれば壁を上へ巻き上げられるため、春先から秋にかけてはタープのようにも使えます。
また、雨や雪の中のキャンプでテントが濡れたときにも、出入口が1つのテントに比べて乾きが早いため手入れも楽。出入口を限定しないので狭いところなどの難所でも設置しやすいでしょう。
ウィグロLT6の魅力⑤ベンチレーション3つ
天井には3つのベンチレーションがついています。これは蚊よけネットつきなうえ、内側からジッパーで開け閉めできるので換気に便利です。
北欧のテントに特有なのは虫よけネットがついていないことですが、ウィグロLT6なら大丈夫。虫が多い日本の夏でも虫の侵入を防ぎながら換気が可能です。
ただしインナーテントを設営してしまうと、ベンチレーションを開閉する内側のジッパーに手が届きにくくなります。季節に応じてアウターテントを設置したときにベンチレーションを開けておきましょう。
ウィグロLT6の注意点
ウィグロLT6は大容量の強靭なテントですが、その分使用者によっては不満も出てきやすくなります。
愛用者の口コミでは、以下の点について注意が必要なため、特にキャンプ初心者の方はチェックしてください。購入時にお店でしっかり説明を受けるなどがおすすめです。
・ペグ数が多い
・湿度によっては結露が気になる
ペグ数が多い
ウィグロLT6はティピー型とドーム型を掛け合わせたようなテントのため、形を奇麗にみせようと考えるならペグダウンが大切です。そのため他のテントを張るときに比べ、ペグの数もロープの数も多めであると思っておきましょう。
テントを張ることに慣れていない人は設営に時間がかかります。一人でも設営可能ですが、15分程度を目安に考えておくとイライラせずに済むかもしれません。
公式サイトに設営動画があるので、本番前には動画を確認して試張りをすることがおすすめです。
湿度によっては結露が気になる
ウィグロTL6は冬に強い、内部の密閉度が高いテントです。つまり、湿度が高いときは結露発生の可能性が高いということ。日本の春から秋などさほど寒くない時期であれば、積極的に壁をまくりあげて通気を高めるようにしましょう。
あらかじめベンチレーションを3カ所とも開けておくのも1つの手です。
また、結露で内部が濡れた場合には、しっかり乾かしてから撤収してください。放置は劣化の原因になります。
ウィグロLT6のスペック
ウィグロLT6のスペックをみていきましょう。
・カラー展開:レッド、ブルー
・対応シーズン:春夏秋冬
・収納人数:6人
・室内面積:8.4㎡
・インナーテントサイズ:幅3.0m、奥行き2.8m、高さ1.9m
・重量:8.7kg
・素材:アウターテントは40D RS Nylon 240T/グラウンドシートはNylon 210T PU coated
・購入時付属品:アルミニウムペグ、コンプレッション機能付き収納バッグ、日本語説明書など
・価格:132,000円
【公式動画】
6人収容可能な広々としたテントですが、重量は10㎏にも満ちません。ミリタリー的恰好よさがある収納バックにコンパクトにまとまるため、女性一人でも持運びが簡単です。
6人以上のウィグロは、購入時はアウターとインナーは別々でのお届けです。インナーテントは自立しないため、1度試張りをしたときにアウターとくっつけておけば、次回の設営で時間を短縮できます。
ウィグロLT6はこんなキャンパーにおすすめ!
さまざまな魅力あふれるベルガンスのウィグロLT6。このテントを特におすすめしたいのは、次のようなキャンパーです。
・冬のキャンプが大好き
・あまり人とかぶりたくない
・良いものを1つ持ちたい
冬のキャンプが大好き
四季がある日本では、春から秋までがキャンプシーズンとして認識されることが一般的です。しかし、秋と冬こそキャンプに最適と考えるキャンパーもたくさんいます。
ウィグロLT6は、北欧の厳しい冬にも耐えうるテント。雪が積もるところでも強風が厳しいところでも、問題なく使用可能です。
テントストーブを使うときには、通常のテントなら天井部分を切り込んで切り目を補強するなどの必要があり、手間もコストもかかります。しかしウィグロLT6はあらかじめ切り目があるため、そこから煙突部分を出すだけで終了。テントストーブを設置する手間とコストを省けます。
また、夏場にタープのように使うのと同じく、スキー旅行中にシェルターとして使う人も。どんなシーンでも合わせられる応用力は、決して安くはないテントを購入するときに選ぶポイントにもなるでしょう。
あまり人とかぶりたくない
ウィグロのカラー展開は2色。両方ともキャンプサイトで目立つ色です。
特に「赤タマネギ」という愛称を持つ赤色のウィグロなら、夜のテントサイトで迷子になることがありません。
混みあうキャンプ場にびっしりと並んだテントをみると、特に小さな子供さんは家族のテントがどれかわからなくなることがあります。しかしウィグロなら、真っ赤と緑色にも見えるくすんだ独特の青の外見をしているためすぐに発見!
また、北欧ではファンが多いベルガンスも日本ではあまり流行していないため、人とかぶりたくない場合にもぴったりです。
独特の形と鮮やかなカラーを持ったウィグロは、際立った存在感を示すでしょう。
良いものを1つ持ちたい
テントにはさまざまな種類があり、商品ごとに強みやデザインが違います。そのため購入前に複数のテントを買うか、オールシーズンテントを買うかで悩んでしまう方が多いでしょう。
しかし、テントはそれなりに費用がかかるギアです。予算の関係もあり、やはりオールシーズン使えるテントが1つあればいいとお考えの方には、デザインや機能性に優れたテントがおすすめ。
そこでウィグロLT6です。厳しい寒さと大自然でのアウトドアが盛んなノルウェーで作られたオールシーズンテントなら、安心してどこへでも持っていけます。
安い買い物ではありませんが、機能性は抜群です。さらに北欧発商品の強みでもあるスタイリッシュかつ可愛い外見は、キャンプサイトで人目を引くでしょう。
少々高くてもオールシーズン使えて便利なテントを1つもち、大切に使いたいと思う方なら、ウィグロLT6はピッタリです。
ウィグロLT6があれば快適キャンプは約束済み!
オールシーズンテントのウィグロLT6は高い防風・防水性を持ち、北欧の厳しい冬にも耐えられます。さらに、インナーテントを外せば日本の夏場でも快適に使えるほど通気性も抜群です。
随所に施されたキャンパーのための仕様で、キャンプはもっと楽しく快適にできます。大自然との出会いを求めるキャンプでは、頼れるテント「ウィグロLT6」を持参してください。