ノルディスクのヴァナヘイムは別荘のように広々使える最高の居室空間｜グランピングにも最適
Aventure編集部
ノルディスクのヴァナヘイムはまるで移動式のお城のようなコットンテント。24と40の2サイズ展開です。巨大なテントなので、最大人数16〜20人対応。その広さはベッドを入れてもスペースが余るほどです。グランピングに使ったり、別荘のような感覚で広々と使うキャンパーもいます。
同ブランドのアルフェイムやアスガルドでは味わえない、広々とした空間のヴァナヘイムの魅力について紐解いていきます。
ノルディスクの特徴
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AVENTUREでも何度か取り上げてきたノルディスクのテント。ここでは改めてノルディスクの歴史やコットンテントの魅力を紹介します。
ノルディスクの歴史
ノルディスクはデンマークで1901年に創業された、歴史あるアウトドアブランドです。元々は羽毛の会社で、初のアウトドア製品はシュラフでした。 現在ではテント・キャンプギア・アパレル製品の製造販売のほか、グランピングやキャンプ場の開発も行っており、キャンプシーンをリードしている存在です。
ノルディスクの製品はスカンジナビア・デザインの伝統に根差し、シンプルかつ機能的。最先端の機能素材で作られており、常に進化し続けています。 ノルディスクは本当の贅沢な暮らしはアウトドアシーンにあると考えており、人々が自然に触れて幸せを感じる贅沢な時間である”Hygge”（ヒュッゲ）を提案し、発信しているブランドです。
丈夫なコットンテントが人気
ノルディスクといえば、しろくまのロゴの白いコットンテントのイメージがあることでしょう。コットンとはいえ、使っているのは「テクニカルコットン（ポリエステル65％・コットン35％）」。夏は透湿性が高く快適で、冬は暖かいため、オールシーズン対応です。
もちろん、寒さの本場、北欧生まれのテントですから、冬の使用についても考え抜かれており、室内で暖房器具を使っている際に少し火の粉が飛んだくらいでは穴が開くこともありません。
コットンなら、雨が降ると濡れてしまうのでは、と考えるかも知れませんが、実は水に濡れると目が詰まって水を通さなくなるため、雨にも強いのです。ただし、耐水圧は350mmと非常に低いので、室内からテントに触れると内側から水がしみてきます。 翌日晴れていれば、早ければ30分以内で乾きますが、そうでない場合はしっかりと乾かしてから収納しないと、カビや生地の傷みにつながるため気をつけましょう。
デンマークの伝統的なデザイン
アスガルドなどの白いコットンテントはキャンプ場でも「映える」と女子キャンパーからも人気です。コットンテントは生地が光を透過するため、昼間は明るく、夜はランタンなどの明かりが薄らと透けて幻想的な雰囲気になり、おしゃれな演出も可能です。
ノルディスクのCEOエリック・ミュラーは「デザインがよくても機能がなければ無意味」だと語り、それはシンプルなデザインと機能が両立しているからこそ愛着をもって長く使えるということを意味しています。
ヴァナヘイムシリーズ
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「貴族のテント」をイメージして名付けられたヴァナヘイム。まるで家のような、お城のようなテントは貴族のテントの名にふさわしい、最高の居住空間です。
このテントには6つのメッシュ窓と大きな入口があり、最大収容人数は16人（ヴァナヘイム24）・20人（ヴァナヘイム40）と、大人数でのキャンプやイベントにおすすめです。
その他、中にベッドを置いて2〜3人でリッチにグランピングもできます。ダブルベッドを置く場合は、センターポールを外すだけという簡単さ。屋根に4つのベンチレーションがある上、コットン製の生地でできているため通気性がよく、広々としていて光がよく入り、心地よく過ごせます。
ヴァナヘイム24
24㎡の大きなテントです。ベッドを2台置いてもまだ余裕があるほどの広さです。
【価格】¥330,000 （税込）
【最大収容人数】16人
【材質】フライシート：NorTech T-TC 185(65% Polyester, 35% cotton)
【耐水圧】フライシート：350 mm
【サイズ】600×400×300cm（展開時）／124×63cm（収納時）
【重量】44.3kg
【セット内容】ガイロープ：High Tenacity Polyester 5.0 mm Guy Rope with Nordisk Aluminium Triangular Slider／ポール：Steel – 7pieces／ペグ：Steel V-Peg – 62 pieces
引用：［nordisk｜Vanaheim 24 Tent］
ヴァナヘイム40
その広さなんと40㎡の巨大なテントは、グループキャンプにもぴったり。専用キャビンをつけるとプライベート空間が生まれます。 専用キャビンは4つまで取り付けられます。
【価格】¥385,000 （税込）
【最大収容人数】20人
【材質】フライシート：NorTech T-TC 185(65% Polyester, 35% cotton)
【耐水圧】フライシート：350 mm
【サイズ】800×495×300cm（展開時）／124×72cm（収納時）
【重量】56.2kg
【セット内容】ガイロープ：High Tenacity Polyester 5.0 mm Guy Rope with Nordisk Aluminium Triangular Slider／ポール：Steel – 7pieces／ペグ：Steel V-Peg – 62 pieces
引用：［nordisk｜Vanaheim 40 Tent］
ヴァナヘイムの設置方法
大きなテントは組み立てが難しいと考えられがちですが、順を追えば難しいことはありません。動画で実際の組み立て方を確認してみましょう。
ヴァナヘイムとともに使用したいアイテム
Vanaheim 24 Cabin
キャビンを使用すればたちまちそこにはプライベート空間が。ヴァナヘイム24専用キャビンです。
【価格】¥44,000 （税込）
【最大収容人数】3人
【材質】メイン：Technical Cotton(65% Polyester, 35% cotton)／フロア：150D Oxford Polyester
【サイズ】400×185×215cm（展開時）／66×40cm（収納時）
【重量】3.4kg
引用：［nordisk｜Vanaheim 24 Cabin］
Vanaheim 24 Zip-In-Floor
ヴァナヘイムにはフロアは付属していないため、フロアシートを使うならこちらがおすすめです。ヴァナヘイム24専用です。
【価格】¥88,000 （税込）
【材質】150D Tarpaulin（100％防水仕様）
【サイズ】600×400cm（展開時）／99×44cm（収納時）
【重量】15.6kg
引用：［nordisk｜Vanaheim 24 Zip-In-Floor］
Vanaheim 40 Cabin(Left+Right)
ヴァナヘイム40専用キャビンの2個セットです。
【価格】¥84,260 （税込）
【最大収容人数】2人
【材質】メイン：Technical Cotton(65% Polyester, 35% cotton)／フロア：150D Oxford Polyester
【サイズ】240×250×215cm（展開時）／69×49cm（収納時）
【重量】5.6kg
引用：［nordisk｜Vanaheim 40 Cabin］
Vanaheim 40 Zip-In-Floor
ヴァナヘイム40専用フロアシートです。
【価格】¥88,000 （税込）
【材質】150D Tarpaulin（100％防水仕様）
【サイズ】800×495cm（展開時）／99×49cm（収納時）
【重量】24.6kg
引用：［nordisk｜Vanaheim 40 Zip-In-Floor］
購入前に体験できるキャンプ場
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大きなテントは事前に入念に情報を調べても購入に至るには勇気がいります。 そんなときは、ヴァナヘイムテント常設のキャンプ場、「水源の森 キャンプ・ランド（山梨県南都留郡道志村馬場5821-2）」に行ってみるのもよいでしょう。 MOUNTAIN RESEARCHを主宰する小林節正氏によりディレクションされた、新しいキャンプ場です。
ここではヴァナヘイム24が1張常設されている直火OKサイトがあります。 また、ノルディスクが経営する「Nordisk Village Goto Islands（長崎県五島市富江町田尾1233）」にはヴァナヘイムが7張用意されており、グランピングで実際に使うことができます。
2022年春にはノルディスクが経営するキャンプ場「Nordisk Hygge Circle Ugakei」が三重県いなべ市の「宇賀渓（うがけい）」にオープン予定のため、ここでもノルディスクのコットンテントを体験できるようです。
※テント詳細未定
お城のようなヴァナヘイムでゆったりと過ごす
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北欧らしい白いコットンテントを存分に楽しめるヴァナヘイム。対応人数は24だと16人、40だと20人です。パーティーやイベントのように大人数でキャンプするのにもおすすめですが、コロナ禍により大人数で集まることが難しい世の中になりました。
だからこそ、今はあえてファミリーや少人数で大きなヴァナヘイムを広げ、別荘のような感覚で広々とリッチに過ごしてみるのはいかがでしょうか。そこには自然にゆっくりと触れ、幸せを感じられる時間、”Hygge”（ヒュッゲ）が訪れるはずです。
