オーディオ

高解像度の音を楽しむ国内外のポータブルアンプハイエンドモデル5選

Aventure編集部

ハイエンドヘッドホンで音質を重視しているユーザーにとって、ポータブルプレーヤーやスマートフォンの内蔵ヘッドホン出力では満足できないのは当然です。ポータブルプレーヤーは携行性が重視され、スマートフォンに至っては音楽専用の端末ではないため、音質やパワーが不足しているのです。その場合、ポータブルアンプ(ポタアン)を組み合わせて使うことにより、ヘッドホンのポテンシャルを最大限に引き出すことができます。ポケットに入るほどのサイズとはいきませんが、バッグの中に入れて持ち運べばストレスにはなりません。
この記事は、オーディオ中級・上級者に向けたおすすめのハイエンドのポータブルアンプをメーカー別で紹介する内容です。


JVC

日本を代表する音響機器メーカーです。アンプ技術においては、増幅した信号を入力時にアナログとデジタル波形を比較して補正。高音質を実現したデジタルアンプDEUSが有名です。音響機器がデジタル化する中でも、アナログらしい質感にこだわって製品を開発してきました。

SU-AX7

独自の高音質化技術「K2テクノロジー」によって非ハイレゾ音源もハイレゾで聴けるポータブルアンプ。ハイレゾ音源再生可能なUSBオーディオ機器にも対応し、iOS端末やPCなどのデジタル機器と接続が可能です。 クラシックテイストの高いデザイン性がオーディオファンの心をくすぐります。ダークブラウン、アルミの質感は高級感と重量感があり、所有感を満たします。

 
 
 
 
 
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【基本スペック】

出力:140mW+140mW (16Ω 10%歪)
電源:USB/充電池
サンプリング周波数:96kHz(光入力端子)、192kHz(リニアPCM)
量子化ビット数:24bit
バッテリー連続再生時間:アナログ接続時:約12.5時間、デジタル接続時:約5時間
幅x高さx奥行:75.2×140.2×25 mm
重量:280g

アルミケース内にはもう1つシャーシを設け、回路基板を保持する構造を採用しています。これはフローティング構造と呼ばれ、制振性を飛躍的に高めています。最小限必要なネジだけで固定し、筐体が受けた振動を回路に極力伝えないよう設計されています。 また、シャーシ上面に「fホール」と呼ばれる穴が空いているのも特徴的。これはバイオリンやギターにあるf字孔に近いもので、ケンウッドのアンプやプレーヤーで採用されていました。こうした細部へのこだわりが最高の音質を届ける原動力になっています。


ソニー

言わずと知れた日本の電機メーカーです。一般消費者向けの安価な機器を販売している一方、オーディオマニアをうならせる解像度の高い音響機器も開発しています。特に2019年からはこれまでの戦略を大きく転換し、高価格・高付加価値の音響機器に力を入れています。デジタルミュージックプレーヤーのDMP-Z1は希望価格が100万円を超えたことで話題になりました。

PHA-3 DSEE HX

電源ラインのノイズを極限まで低減することにより、圧倒的な解像度と定位感を実現。L/Rそれぞれのチャンネルを正相、逆相の出力をもつ2つのアンプで構成されており、クリーンな音質を実現しています。DSEE HXは非ハイレゾ音源をハイレゾ相当まで高解像度化し、オーケストラの楽器の繊細さ、ボーカルの生々しさを余すところなく再現できます。

 
 
 
 
 
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※画像はPHA-3

【基本スペック】

出力:バランス接続:約320mW+320mW(32Ω、1%歪)、ノーマル接続:約100mW+100mW(32Ω、1%歪)
電源:USB/充電池
サンプリング周波数:USB入力(PCM):44.1kHz、48kHz、88.2kHz、96kHz、176.4kHz、192kHz 、352.8k、384kHz
量子化ビット数:PCM:16bit、24bit、32bit
バッテリー連続再生時間:デジタル(BALANCED接続時)約5時間
幅x高さx奥行:80x29x140.5 mm
重量:300g

この商品の強みは何と言っても「バランス再生」です。ノイズを極限まで低減し、左右で異なる繊細な音量の違いを自然に表現し、ダイナミックかつ臨場感のあるサウンドを届けてくれます。また、低抵抗高音質ロータリーボリュームを採用。ノイズの源となっていた可変ボリュームに対して従来比1/5の低抵抗化を実現しています。雑味がなく、クリアな音質を再現しています。ボリュームのノイズに不満を持っていた人には間違いなくおすすめできるモデルです。


KOJO(光城精工)

青森県平川市に本社を置く、精密機器メーカーです。医療機器やLED、オーディオなど様々な分野の機器を手掛けています。創業時は半導体の検査部品を製造しており、産業の発展とともに精密機器メーカーとしての技を磨いてきました。オーディオ分野においては、電源タップからイヤホン、ケーブル、ヘッドホンアンプ、レコードやCD用のスリーブ(入れ物)まで多彩なラインナップがあります。それだけオーディオに情熱をかけているメーカーです。

KPS01-FARAD

KOJOが創立25周年を記念して送り込んだ、限定300台のポータブルアンプです。L/Rのチャンネルセパレーションが向上し、明瞭かつ立体的な音の表現を可能にしました。トランジスタで構成された入力バッファ回路は、上流から入力される音楽信号を忠実に再現します。 ケースは肉厚なアルミの押し出し材を使用して剛性を高め、高級感のある造りになっています。外観はシンプルで持ち運びしやすいこともポイントです。

 
 
 
 
 
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【基本スペック】

出力:50mW+50mW(32Ω負荷)
電源:乾電池 サンプリング周波数:-
量子化ビット数:-
バッテリー連続再生時間:約8時間(900mAh相当の単4アルカリ電池)
幅x高さx奥行:77×33.5×117.5 mm
重量:306g

ORBとのコラボモデルです。KOJOオリジナルの電源回路とORBのフルディスクリート構成のアンプを内蔵しています。電源は乾電池を採用しており、アルカリ電池でダイレクトに駆動する仕組みを採用することで、ハイクオリティアンプの高音質伝送を実現しています。ポータブルアンプとは思えない圧倒的な音質を追及しました。アルミの筐体で重量感がありつつも、サイズはコンパクト設計になっています。バッグに入れれば持ち運びにストレスを感じることはありません。


シュア

マイクやヘッドホン、イヤホンなど主にプロ向けの音響機器の製造を行うアメリカの会社です。1925年に創業されており、特にシュアのマイクはアメリカ大統領の演説や数多くの放送局に採用されました。信頼性の高いブランドです。2007年から消費者向けを意識したSEシリーズを発売しました。それ以降、プロ向け、消費者向け両方の開発に注力しています。

SHA900

最大の特徴は4-bandパラメトリックイコライザーにより、プリセット5種/ユーザー定義4種の設定を搭載したことです。これによって自分好みの音を再現することができます。アンプは6Ωから600Ωまでの広いインピーダンス許容範囲を実現しており、イヤホンとヘッドホンの両方に柔軟性を持った音楽を届けます。

 
 
 
 
 
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【基本スペック】

出力:最大135mW+135mW (16Ω、1% THD)、最大95mW+95mW (42Ω、1% THD)
電源:AC/USB/充電池
サンプリング周波数:44.1/48/88.2/96kHz
量子化ビット数:16bit/24bit バッテリー連続再生時間:20時間まで(アナログ入力 バイパスイコライザーモード)、10時間まで(USB入力 イコライザーモード)
幅x高さx奥行:59x111x21 mm
重量:182g

イヤホン、ヘッドホンマニアを唸らせた逸品です。特に低域の解像度の高さに定評があり、雑味のない音質に仕上がっています。音の粒が明瞭で、高い解像度で立体的な音を表現します。この製品とよく比較されるのがソニーのPHA-3。どちらも優れた製品ですが、SHA900は音域を絶妙にコントロールできるという特徴があります。これはパラメトリックイコライザーによって音を制御しているため。PHA-3は音をガンガン出すのに適しており、SHA900は絶妙にコントロールされた音を楽しむのに適しています。


カイン(Cayin)

カインは中国珠海市に本社を置くオーディオメーカーです。日本では知名度がまだ高くはありませんが、オーディオファンの中では一目置かれているブランドです。1993年創業で真空管アンプの開発を行っており、2013年からポータブル分野に参入しました。ハイエンドモデルを得意とし、音質にこだわっているメーカーです。

Cayin C9

KORG製Nutube真空管とソリッドステートの2つの音色が選択可能な異色のモデルです。マイクロフォニックノイズを除去すべく、フレキシブルプリント回路を採用。衝撃吸収用のシリコンハウジング、バネ式サスペンションを搭載し、持ち運びによるノイズを極限まで低減する設計になっています。アンプは低出力で歪みが少ないClass Aモード、高出力のClass ABモードの2種類を選択できます。

 
 
 
 
 
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【基本スペック】

出力:1200mW(16Ω)、700mW(32Ω)、160mW(150Ω)、80mW(300Ω)、周波数:15-60kHz(±0.5dB)、出力インピーダンス:≦50mΩ
電源:充電池/USB Type-C サンプリング周波数:-
量子化ビット数:-
バッテリー連続再生時間:~15時間(3.5mmシングルエンド)、~10時間(4.4mmバランス)
幅x高さx奥行:80x160x28 mm
重量:1550g

ポータブルアンプが出す音としては最高峰との評価がほとんどです。それは20万円を超える価格にも表れています。価格に応じた満足度があるのは間違いありません。オーケストラの細部に渡る忠実な音の再現度には目を見張るものがあります。2~3年使用しても故障がなく、製品の信頼度も高いです。ただし、真空管側が熱を持ちやすいことに注意してください。最高の音を楽しめますが、頻繁に持ち出すなど使用目的によっては相応しくない場合があります。


上質なポータブルアンプで外出先も音質にこだわる

ポータブルアンプは数千円で買える安価なものから、今回紹介したような10万円を超えるハイエンドモデルまで幅広いラインナップがあります。どれにしようか迷ったときは、まず使用目的を明確化することが重要です。ハイエンドモデルは、場合によっては毎日の通勤の使用には向いていないことがあります。音質を追及するあまり、連続再生時間が短いものがあるためです。長時間使用するのであれば、1日5時間30日連続使用できるポータブルアンプが1万円から数万円で手に入ります。
しかし、徹底的に音にこだわるのであればハイエンドモデルを手にするべきです。重さや大きさ、熱、再生時間の短さなど、デメリットが多いのは確かです。しかし、技術者が様々な工夫をこらし、最高の音を再現するために奮闘した結晶がそこにあります。そこから紡ぎ出される音は、これまでの音楽体験を変えてくれるに違いありません。お気に入りの音を手に入れてください。

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