50万円以上のハイエンドプリメインアンプの選び方とおすすめモデルの紹介
Aventure編集部
高音質な音楽を楽しむのであれば、ハイエンドモデルのプリメインアンプが欠かせません。アンプは増幅器と訳される通り、音楽の信号をスピーカーで再生できるレベルまで引き上げる役割を担っています。増幅が不十分だと音楽の再現性が失われ、ノイズの原因にもなります。音の解像度が高まるほど、立体的で疲れない音楽を再現することができます。しかし、プリメインアンプは種類が多く、難解な言葉が使われているため、選びにくいのも確かです。それだけオーディオマニアがこだわってきたという証でもあります。この記事では、プリメインアンプの選び方とハイエンドモデルを紹介します。
プリメインアンプとは
プリメインアンプとは「プリアンプ」と「パワーアンプ」の2種類の機器が複合されたオーディオ機器です。プリメインアンプは音量や音の高さを調整し、入力切替などのコントロールをします。
通常、アンプを使う場合は出力した音源が、プリアンプとパワーアンプの2つの機器を介しスピーカーへ音楽が流れます。音源はプリアンプを通って音の調整を行い、その後パワーアンプへと送られ、音量の調整をします。音源が2つのアンプの機能を介すことで、十分な音量を心地よい音として耳にできるのです。
一般的に「プリアンプ」と「パワーアンプ」は別々に販売されており、カスタマイズすることで音の変化を楽しめるメリットがあります。一方でプリアンプ、パワーアンプをそれぞれ設置すると、設置場所やコストに悩まされるなんてことも…。
そこで活用したいのがプリメインアンプです。プリメインアンプのような複合型のアンプなら1台プリアンプ、パワーアンプの役割を果たします。ある程度音質にもこだわりつつ、さまざまな制限に対応したアンプといえるでしょう
Accuphase E-650
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メーカーの特徴
1972年に創業したAccuphase。「Accuphase」とはAccurate(正確な)、Phase はオーディオ技術に重要な(位相)の二語を結んだ造語で、オーディオの奥を極める心を表現しています。
オーディオ機器メーカーの中でも、浅い歴史とは思えないほど飛躍を遂げており、「AAVAシステム」やコンバーターの歪率を改善する「MDS」といった独自技術を開発。高い技術を持つAccuphaseのプリメインアンプは、歌手の吐息など細部まで透明感のある音色を届けてくれるでしょう。
製品概要
負荷インピーダンス 2 ~ 16Ω ステレオ・ヘッドフォーン 適合インピーダンス 8Ω以上 電源 AC100V 50/60Hz 消費電力 168W 無入力時 290W 電気用品安全法 215W 8Ω負荷定格出力時 最大外形寸法 幅465mm × 高さ191mm × 奥行428mm 質量 25.3kg 引用:Accuphase
https://www.accuphase.co.jp/cat/e-650.pdf
主な特徴
アキュフェーズ(Accuphase)が独自開発した「Balanced AAVA方式」を搭載し、2回路平衡駆動を実現させました。さらに「パワーMOSFETスイッチ」の半導体を採用したことで、音楽信号が機械的接点を通るのを防ぎ、音質の向上を図りながらも高い耐久力を維持しています。インスツルメンテーション・アンプ(計装)構成により微弱な雑音も防ぎ、抜かりのないサウンドを表現したのです。
独自のこだわりポイント
最高級のエッセンスを投入したフラッグシップ・モデルのプリメインアンプ。プリアンプの最上位モデルC-3850にも搭載されている「Balanced AAVA」方式ボリューム・コントロールを、複合型にも初めて装備させました。さらに、外来ノイズの影響を受けにくくするため、電気的特性を大幅に向上しています。
パワーアンプには、増幅率を可変にする抵抗を加えたインスツルメンテーション・アンプを採用。入力から出力まで完全バランス構成のプリメインアンプといってもいいでしょう。
McIntosh MA8900
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メーカーの特徴
ニューヨークに拠点を置く会社マッキントッシュは1949年に設立されました。創業時から出力トランス回路の発展により、極低歪み・高出力・広帯域の周波数特性を誇っています。最高峰の品質と言われており、ハイエンドモデルを多く輩出。現在はアンプ以外にもホームシアター等の映像デジタル領域にも提供し、オーディオ業界の中でも幅広い活躍を見せています。
伝統的なフルグラスのパネルが特徴的で漆黒のガラス面は、どんなインテリアにも合いやすいデザインといえるでしょう。
製品概要
インピーダンス 20kΩ(バランス/アンバランス) 出力 200W+200W/2、4、8Ω 電源 100V 50/60Hz 最大外形寸法 445(W) × 194(H)(脚部含む) × 476(D)mm(突起部含む) 質量 34.1kg 引用:McIntosh
https://www.electori.co.jp/mcintosh/ma8900.html
主な特徴
「新DAIデジタルモジュール」は、モジュール交換が可能なため将来の新フォーマットに対応しており、長期的な使用ができるようになりました。最新の音楽も自由にカスタムできるように周波数ポイントをアレンジしたイコライザーは、30・125・500・2,000・10,000Hzの5段階で装備しています。
独自のこだわりポイント
高音質再生のためMMとMCのフォノ回路は完全セパレートされ、極めてフラットな周波数レスポンスを達成しました。さらに独自のテクノロジーと機能を採用し、新世代のパフォーマンスを実現。 誤差の少ないコンデンサーを搭載することで、ノイズや音の歪みを最小限に抑えています。
マッキントッシュならではの漆黒のガラスをフロントパネルに使用した、重厚感のあるデザインも特徴的といえるでしょう。
marantz PM-10S1
メーカーの特徴
1953年にソウル・バーナード・マランツがアメリカにて創業。
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1950年代末期にはプリアンプ「model 7」、パワーアンプ「model 9」の2機種を販売し、日本での知名度を高めました。1964年にスーパーコープ社へと売却され、1980年にはフィリップスの傘下に入っています。フィリップス社とともにCDプレーヤーを販売し、マランツブランドの活動の幅を広げました。
高音域の明瞭さが特徴的なマランツ製品は、広がりを感じながらも厚みのある音源を届けてくれます。
製品概要
対応インピーダンス AorB:4Ω~16Ω
A+B:8Ω~16Ω
バイワイヤリング接続時:4Ω~16Ω電源 AC100V 50/60Hz 消費電力 270W 最大外形寸法 440x168x453 mm 質量 21.5kg 引用:価格.com
https://kakaku.com/item/K0000935618/spec
主な特徴
マランツのハイエンドモデルで独自開発された「HDAM®SA3」を搭載し、広い周波数特性を確保しました。そしてHypex社製のスイッチングパワーアンプモジュールを装備し、広音域で音の歪みを抑え、透明感のあるサウンドを実現させたのです。
マランツならではのプレミアムなデザインは、アルミを施し洗練しつつも柔らかさを感じる印象を与えてくれます。
独自のこだわりポイント
マランツの基準ともなるプリアンプ「SC-7S2」とモノラルパワーアンプ「MA-9S2」でしか再現できなかった大出力と圧倒的な騒動音、フルバランス回路を叶えた新生代のプリメインアンプです。
マランツが磨き続けてきた“ハイスピードアンプモジュール”「HDAM」や電流帰還型回路を搭載し、リスニングテストにおいても優れたパフォーマンスを発揮しています。さらに独立電源を確保し、ノイズの拾いやすさを軽減しました。
音源のディテール、ステージの広さや奥行を忠実に再生し、まるで生音源を聴いているかのような音の世界へと導いてくれるでしょう。
ESOTERIC F-07
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メーカーの特徴
1987年に株式会社として誕生したEsoteric(エソテリック)。高度な技術を駆使し、アナログからデジタルへと時代の変化とともに技術の変革も遂げてきました。
母体となる会社「TEAC」がコンピューター用光ドライブの製造を行っていたため、Esoteric(エソテリック)も光ディスクプレイヤーを得意としています。独自技術のVRDSを搭載し、スーパーオーディオCDプレーヤーをはじめ、初代「P-1」などハイエンドモデルを中心に展開しているオーディオ機器メーカーです。
製品概要
対応インピーダンス 4Ω 電源 AC 100V、50/60Hz 消費電力 215W(電気用品安全法)
42W(無信号時)W最大外形寸法 445 × 191 × 468mm(突起部含む) 質量 27.2kg 引用:Esoteric
https://www.esoteric.jp/jp/product/f-07/spec
主な特徴
同社の上位シリーズであるGrandiosoと同一のベアリング機構をボリュームセレクターに採用し、滑らかな操作を確実しました。さらにパネル上のノブはアルミ無垢を削り、こだわり抜かれたデザインを採用しています。大容量のカスタム電源トランスを使用することで低インピーダンス化を実現しノイズの低減に成功しました。音のダイナミクスを忠実に再現できる点も強化された電源部の恩恵といえるでしょう。
独自のこだわりポイント
プリアンプからパワーアンプの最終段階まで、全段L/R独立のデュアルモノーラル構成。低インビーダンスでさらに力強く信号を増幅させ、仕上げています。音質の劣化を防止するためにオーディオの基盤からボリューム素子への配線をなくしました。細部に配慮されたプリメインアンプは、歪みを抑えた心地の良いサウンドを届けてくれるでしょう。
さらにプリメインアンプの中でも、繊細な音を獲得できるセパレートタイプです。それぞれプリアンプとパワーアンプを単体での使用が可能。Esoteric(エソテリック)過去最大級の回路構成を投入したことで、妥協のないクオリティを実現しました。
LUXMAN L-507Z
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メーカーの特徴
1925年に創業した古い歴史を持つオーディオメーカー「LUXMAN」(ラックスマン)。1960年代頃よりプリメインアンプを開始しました。急速に時代が変化する中、ジャズやクラシック、ポップスなど音楽の多様化も進み、複数機種の同時生産へと踏み切りました。
自然と耳に入ってくるような色づけがされていないハイエンド・オーディオモデルを造り続けています。LUXMAN(ラックスマン)の製品は、純粋な響きを可能にした繊細な音が特徴的で、長時間の音楽鑑賞でもリラックスした状態で聞くことができるでしょう。
製品概要
対応インピーダンス PHONO(MM): 2.5mV / 47kΩ
PHONO(MC ): 0.3mV / 100Ω
LINE : 180mV / 47kΩ
BAL.LINE : 180mV / 79kΩ
MAIN-IN : 1.05V / 47kΩ電源 AC 100V、50/60Hz 消費電力
300W(電気用品安全法の規定による)
86W(無信号時)
0.4W(スタンバイ時)最大外形寸法
440(幅)×178(高さ)×454(奥行)mm
奥行きは前面ノブ20mm、背面端子27mmを含む質量 25.4kg(本体)、29.4kg(標準梱包) 引用:LUXMAN
https://www.luxman.co.jp/product/l-507z#spec
主な特徴
3段ダーリントン3パラレル・プッシュプル構成を出力に採用したことで、AB級110W+110W(8Ω)、220W+220W(4Ω)と直線的な性能を獲得しました。また、88ステップのアンプ回路一体型「電子制御アッテネーター新LECUA1000」を搭載したことで、ボリューム調整時の音質劣化を軽減しています。
独自のこだわりポイント
ラックスマンの新世代シリーズでもある『Z』。新開発の増幅機関エンジン“LIFES”を搭載し、優れた静特性を実現。無帰還回路のような自然な音質を極めました。さらに音質劣化が少なくスムーズな音量調整をするボリューム調整が魅力。88ステップのアンプ回路一体型・電子制御アッテネーター新LECUA1000を採用し、音量変化時でも音質を維持しています。
ブランドカラーでもあるブラスターホワイトで仕上げたパネルは、ラックスマンのプリメインアンプの上位グレードにのみ採用されてきたエクステリアデザインです。
CAMBRIDGE AUDIO EDGE-A
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メーカーの特徴
1968年に創業したケンブリッジオーディオ。ケンブリッジ大学の音楽好きの学生が集まり、会社を設立したのが始まりです。プリメインアンプ「P40」を自社製品として初めて発表し、史上初となるトロイダルトランスを搭載しました。
全て社内のチームで完結できる高い技術力を持ち、魅力あふれるサウンドで製品を展開しています。アンプ以外にも、ワイヤレススピーカーやイヤホンなど音楽好きが手掛ける製品は、英国シェア率ナンバーワンです。
製品概要
対応インピーダンス 100W(8Ω)200W(4Ω) 消費電力 最大:1000W / スタンバイ:0.5W 最大外形寸法 460(W)×406(D)×150(H)mm 質量 24.4kg 引用:ヨドバシカメラ
https://www.yodobashi.com/product/100000001004197753
主な特徴
「聴こえないレベル」まで音の歪みを軽減するために、バイアス電圧コントロールを加えたAB級設計。Bluetoothによるワイヤレス再生も可能で、高音質コーデックのaptX HDにも対応しています。
USB入力やデジタル入力も備えており、プリメインアンプとしてだけでなく、プリアンプやUSB DACとしても活用できます。
独自のこだわりポイント
同シリーズ「EDGE Wステレオパワーアンプ」からヒラメキを得て開発されたEDGE A。2つのトロイダルトランスを加えることで雑音をほとんど取り除き、聞こえないレベルまで歪みを軽減しました。
最大PCM 384kHz/32bitとDSD 5.6MHzまでのハイレゾ音源をサポートし、高い音質を維持しています。
ATOLL IN400SE-SL
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メーカーの特徴
1997年9月にステファーヌ & エマヌエル・ドゥブルーイユ兄弟によって設立されました。創業以来品質にこだわり抜いた卓越した技術をフランスで手掛け、なおかつ“誰もが手に入れられるリーズナブルなオーディオシステム”を一貫しています。
2011年には最上級モデルとし400シリーズをリリースし、コアなファンからの高評価を獲得。ハイエンドなオーディオをリーズナブルな価格で利用できることか、現在では世界20か国以上に輩出しています。
製品概要
対応インピーダンス 220KΩ 電源 1015VA 最大外形寸法 外形寸法:(幅)440×(高さ)130×(奥行き)370mm 質量 20.0㎏ 引用:Atoll
https://atoll-electronique.jp/400line.php
主な特徴
・アトールの基本ポリシーであるデュアルモノ構成
アトールらしい左右独立した回路構成を採用し、音質の向上に努めています。さらにバイアス電流とNFBの最適化を図り、160W/8Ωx2chの定格出力を獲得したことで、歪みを抑えたサウンドを実現しました。
独自のこだわりポイント
アトールの基盤ともいえるデュアルモノを構成。LR独立の信号を減衰するアッテネーターとスターアースがチャンネル間の干渉を最小限に抑え、ノイズを抑えたプリアンプに仕上げています。
シャーシには2mm厚のスチールを、フロントパネルには10mm厚のアルミを採用しました。音の振動を軽減しつつも放熱の効率化にこだわった強靭なグレード感あふれるデザインです。
HEGEL H390
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メーカーの特徴
Bent Holterが1997年にノルウェーで設立されたHEGEL(ヘーゲル)。ドイツの哲学者ヘーゲルに由来し、社名をつけました。レコーディングの全パートを忠実に再現し『手を加えず欠けない』サウンドを届けます。
HEGELシステムで奏でるミュージックは、生の音源同様のスペックを感じられるでしょう。
製品概要
対応インピーダンス 250W + 250W(8Ω) 消費電力 780W(最大出力時) 最大外形寸法 430mm(W) x 145mm(H) x 440mm(D) 質量 20.0kg 引用:HEGEL
https://www.electori.co.jp/hegel/H390.html
主な特徴
特許を取得した「フィード・フォワード技術」を搭載し、多くの異なるひずみを取り除きました。ハイパワーなアンプ回路を施すことで、高ダイナミックな再生を表現しました。
AirPlay/DLNAのネットワーク再生にも対応し、幅広いシーンでの活躍が見込めます。
独自のこだわりポイント
広大なサウンドを実現するために、ハイパワーで低歪みのアンプ回路を組み合わせた「フィードフォワード補正回路SoundEngine2」を搭載。さらに電源トランスの2次巻線を独立させることで安定性の高い電力供給を叶えました。
原音に近い形を表現するためにUSBを使うことでDSDのようなハイレゾフォーマットをサポート。ダイナミックかつ繊細な音楽をのなかに、細部まで配慮された滑らかな聴き心地を体感できます。
DENON PMA-SX1 LIMITED
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メーカーの特徴
DENON(デノン)は1910年に創業された日本コロムビアの人気アオーディオブランドです。映画や音楽を愛するデノンは、ハイテクノロジーの研究を重ね、ホームシアターやアンプ、ワイヤレススピーカーなどを販売しています。
終戦を伝えた天皇の御声を、DENONが発明した円盤録音機で録音され流され、歴史的な貢献をしました。シンプルかつストレートな製品が多く、洗練されたデザインが特徴的です。中低音域が強く出ており、音のバランスが際立っています。
製品概要
対応インピーダンス PHONO(MM): 82 dB(入力端子短絡、入力信号5 mV)
PHONO(MC): 70 dB(入力端子短絡、入力信号0.5 mV)
CD、NETWORK、TUNER、AUX、RECORDER: 105 dB
BALANCED:102 dB(入力端子短絡)消費電力 275 W 最大外形寸法 434 x 181 x 504 mm 質量 29.5kg 引用:DENON
https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-amplifiers_ap/pmasx1limited_ap
主な特徴
入念に一つひとつのパーツを吟味し、研ぎ澄まされた音を実現したPMA-SX1 LIMITEDは基盤から新設計されています。アンプ回路全体の動作を安定させるためにAdvanced UHC MOSシングルプッシュプルを装備しました。トップカバーとフットの素材には新たにアルミに亜鉛とマグネシウムが添加された合金A7075(超々ジュラルミン)を採用するなど、細部にもこだわりを見せています。
独自のこだわりポイント
サウンドマスター山下慎一がオーディオ機器の開発として異例の4年という歳月をかけて造られた、フラッグシッププリメインアンプ。「DENON PMA-SX1 LIMITED」に、エクストラプリアンプ入力端子を装備。ホームシアターとフロントスピーカーのパワーアンプとして使うことができます。
さらにアルミ無垢のフロントパネルにより重厚感のあるデザインに仕上げています。ボリュームノブにもイルミネーションを装備し、より存在感のあるアンプを完成させました。
UESUGI U-BROS-660S
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※画像はUESUGI U・BROS-10
メーカーの特徴
1971年に有限会社上杉研究所を立ち上げた創業者上杉佳郎。オーディオアンプにおける真空管の優位を主張し、市場に提供するために会社を設立しました。空管アンプは当時のオーディオアンプ半導体化の中で着実にユーザーを獲得し、今では日本を代表する真空管アンプメーカーの地位に辿り着きました。
ウエスギが手掛ける製品は温かみのある滑らかなサウンドに、みずみずしさを取り入れた音が特徴的です。
製品概要
対応インピーダンス ライン: 4 系統(200mV,200KΩ)
テープモニター:1系統(200mV,200KΩ)消費電力 130W(AC100V 50/60Hz) 最大外形寸法 320(幅)×199(高さ)×345(奥行) 質量 17.5kg 引用:UESUGI
http://www.uesugilab.co.jp/pdf/U_BROS_660.pdf
主な特徴
広音域での音のひずみを抑えるために、L・Rチャンネル独立のスクリーングリッド用電源回路を採用しました。幅広い6L6族真空管を差し替え使用が可能な4本の出力管で、独立自己バイアス動作で電圧を抑制しています。
独自のこだわりポイント
1950年代に生産されたシルバニア製の真空管を利用したプリメインアンプ。真空管全盛時代の先進工業国で生産された真空管ならではの高度で丁寧なつくりで、骨格のしっかりした音を生み出します。
キャリアのある職人の手で施された配線は、伝統を継承する芸術的といえるでしょう。
こだわりのプリメインアンプとスピーカーで充実の音楽ライフを
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各メーカーの独自技術を搭載したプリメインアンプは、選ぶのに時間もかかってしまうでしょう。しかし、選ぶ楽しみも感じられます。職人技術といえる細部にいきわたった技法は、微妙な音の違いを生み出すのです。
各製品のこだわりに耳を傾けながら選んだプリメインアンプは、きっとあなたのサウンドライフを充実してくれるはず。二度と出会えないような自分にぴったりのプリメインアンプを見つけて下さい。