楽器

エレキギターの王道!フェンダーのストラトキャスターを徹底解説

Aventure編集部

フェンダー社のストラトキャスターといえば1954年に開発されたエレキギターの代表的なモデルであり、ギタリストなら誰もが憧れる存在です。現在では他社が手がける派生のストラトモデルが多く発売されていますが、本家フェンダー社との違いはどのような点にあるのでしょうか。この記事ではフェンダーのストラトキャスターの特徴や種類、多くの人々に愛されている理由について解説します。


フェンダー製のストラトキャスター

 
 
 
 
 
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フェンダーは1940年にアメリカのカリフォルニア州で設立され、ギブソン社と並んで世界2大ギターブランドと言われています。フェンダーのストラトキャスターとギブソンのレスポールはギタリストの憧れの存在であり、初心者から有名アーティストまで多くの人々を魅了し続けています。

現在フェンダー社には「フェンダー」と「スクワイヤー」という2つのブランドがあり、どちらもストラトキャスターを販売しています。フェンダーのストラトキャスターは生産地によってさらに細かくグレードが分類されるのが特徴。価格帯も大きく異なり、1本数万円から数十万円まで差があります。生産地によるグレードについては記事の後半でも詳しく解説します。

 
 
 
 
 
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「ストラトキャスター」という名称はフェンダー社によって商標登録されているため、現在多くのメーカーで発売されている似たシェイプのギターは「ストラトタイプ」や「ストラトモデル」と表記されます。初めてギターを手にする場合はどのモデルがいいのか迷ってしまいますが、初心者にこそ元祖フェンダー製のストラトキャスターがおすすめです。

ストラトキャスターが多くの人々に支持され続けている理由として「癖がなくシンプルな音」という点が挙げられます。フェンダーのギターはテレキャスター、ストラトキャスターともに本来はカントリー・ミュージック向けに設計されたギターですが、ストラトキャスターの音のほうがより柔らかい音と言われています。現在では、ロック・ジャズ・ポップスなど幅広いジャンルに対応できることから、世界中のギタリストに愛用されています。


ストラトキャスターの特徴

 
 
 
 
 
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ストラトキャスターは創業当初からフェンダーの主力製品として他ブランドにも大きな影響を与えてきた「テレキャスター」を発展させたモデルです。エレキギターの代名詞ともいえるフェンダー社のストラトキャスターならではの特徴について紹介します。

特徴的なボディ形状

 
 
 
 
 
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ストラトキャスターのボディ形状はテレキャスターをベースとしています。異なる点は、ボディとネックの接合部分の切り欠きであるカッタウェイがテレキャスターよりも深く削られ、テレキャスターのように片側だけでなく両側に施されていることです。これはダブルカッタウェイと呼ばれ、ストラトキャスターの外見の特徴といえるでしょう。もちろん見た目だけではなく、ハイフレットの演奏性を高める役割があります。

ボディ表側の肘が当たる部分や演奏者の体と接するボディ裏側の部分は、コンター加工が施されています。コンター加工とはボディの表面を削る加工のことで、ギターの持ちやすさやプレイアビリティの向上に繋がっています。

2種類のヘッド

 
 
 
 
 
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ストラトキャスターに使われるヘッドは何種類かあり、大きく分けると「スモールヘッド」と「ラージヘッド」の2種類です。ラージヘッドはストラトキャスター発売当初からあったわけではなく、60年代半ばから85年までフェンダー社がCBS社に買収されていた時期に誕生しました。現在ではスモールヘッドが主流となりラージヘッドの生産は減っていますが、ラージヘッドを愛する根強いファンもいます。

革新的なビブラート・ユニット

シンクロナイズド・トレモロユニットは、1950年代にストラトキャスターが発売された当時、革新的なものでした。

当時主流だったビブラートユニットはビグスビー社の装置ですが、シンクロナイズド・トレモロユニットは操作性の高さや、より高いビブラート効果が得られることで評判になりました。ジミ・ヘンドリックスがトレモロユニットを活用したパフォーマンスをしたことで話題になり、世間の注目を集めたことでも有名です。

このようなビブラートユニットをオプションとして後から搭載するメーカーもある中、フェンダーのストラトキャスターには標準装備として初めから搭載されていました。

サウンドを決めるピックアップ

 
 
 
 
 
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弦の振動を電気信号へ変換するピックアップはエレキギターの心臓とも言える重要なパーツです。エレキギターは搭載しているピックアップによって出る音が変わるのです。

ストラトキャスターには3つのピックアップが搭載されています。それぞれのピックアップはネックに近いほうからフロント・センター・リアと呼ばれ、セレクターによって音を出すピックアップを切り替えます。ストラトキャスターの発売当初のモデルは3つの切り替えのみでしたが、後にフロント+センターとセンター+リアの2つを加えた5種類の切り替えが可能になりました。

ストラトキャスターは、搭載されている3つのピックアップすべてがシングルコイルの「SSS」という仕様が基本です。使用するピックアップの組み合わせを切り替えることで音色を変化させ、さまざまなジャンルの音楽に対応できます。

モデルによってはフロントとセンターにシングルコイルを、リアにハムバッカーを搭載している「SSH」という仕様もあります。ハムバッカーはクリアなサウンドのシングルコイルと比べると、太く迫力のあるロックに適した音色を出せるのが特徴です。


生産地による5つのグレード

フェンダーには、カスタムショップ、アメリカ、メキシコ、日本と4つのグレードがあり、それぞれ価格帯が異なります。また、傘下ブランドとしてスクワイヤーがあるので、合計で5段階のラインナップが存在しています。

どれも見た目は同じストラトキャスターですが、下位グレードと上位グレードを比べると、数十万円もの価格差があるから驚きです。

ここではストラトキャスターのグレードごとの特徴や価格帯について紹介します。

スクワイヤー

スクワイヤーはフェンダー社のブランドのひとつで、ストラトキャスターの中でももっとも安価な価格帯のモデルを扱っています。安いものだと1万円ほど、平均すると5万円〜6万円ほどの価格帯のギターがメインです。

中国や韓国、インドネシアなどのメーカーにOEMで製造を委託しているために価格が抑えられています。とはいえ安い=品質が悪いというわけではなく、しっかりとフェンダー社の認めるギターが作られており、多くのミュージシャンに愛用されています。

作りはしっかりとしていて、かつお手頃価格なのでこれからギターを始める初心者にぴったりです。

フェンダー・メキシコ

フェンダー・メキシコのストラトキャスターは、フェンダーの直営工場であるメキシコのエンセナダ工場で製造されています。スクワイヤーより高い価格帯で販売されており、7万円前後〜10数万円で手に入ります。

フェンダー・メキシコが生産するモデルは他の生産地よりも価格帯は低くなりますが、決してクオリティが低いというわけではありません。生産ノウハウを始め、使用する木材や機械はアメリカのコロナ工場と同じ水準を保っています。

フェンダー・ジャパン

日本製のフェンダー・ジャパンというブランドは2015年にフェンダー社と日本企業のライセンス契約切れにより販売中止になっています。しかし、その後新たに「メイドインジャパンシリーズ」として販売が再開されました。

国内生産の強みとして、職人が細部までこだわったていねいな作りや、厳しい品質管理が高い評判を呼んでいます。その品質の高さゆえに価格帯も10〜20万円ほどがメインです。

フェンダーUSA

フェンダーUSAは、直営工場であるアメリカのコロナ工場で作られています。ストラトキャスターの中でも上位グレードの生産ラインです。フェンダーUSAのギターの価格帯は12万円前後から高いものだと30万円前後のモデルまであります。

本家フェンダーのストラトキャスターとしてUSAシリーズの人気は高く、多くのギタリストたちの憧れの存在といえます。

フェンダー・カスタム・ショップ

カスタムショップは1987年に設立されたフェンダーの最上位グレードのモデルを扱うブランドです。フェンダー創業当初より一部のミュージシャンからの注文に応えてカスタマイズ仕様のギターを作っていたのが始まりです。

フェンダー・カスタム・ショップのギターが作られるのはフェンダーUSAと同じくアメリカのコロナ工場で、超一流の職人の手によって作られています。ストラトキャスターの初期のヴィンテージ感を残したオリジナルモデルや、有名アーティストの愛機を傷や塗装まで再現したアーティストモデルなどは芸術作品の域に達しているとも言われています。

こだわり抜いた最上位グレードだけあって価格は30万ほどから上は天井知らずです。


ヴィンテージ市場での人気

ストラトキャスターの種類はグレード以外にもスタイルによる違いがあります。

ヴィンテージスタイルとモダンスタイル

 
 
 
 
 
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モダンスタイルは近年発売されているモデルを指し、何度も改良を重ねてより現代の音楽にマッチするサウンドが出るようになっています。

反対にヴィンテージスタイルは製造年度が古いモデルのことを指し、年数を経たからこそ出せる味のあるサウンドやビジュアルが人気です。ヴィンテージのストラトキャスターで状態の良いものはファンの間で高い人気を誇り、中古市場で高額で取引されています。


ストラトキャスターの愛用ギタリスト

ストラトキャスターは発売当初から現代に至るまで数多くのギタリストたちに愛されてきました。

特にストラトキャスターを語る上で外せないのがジミ・ヘンドリックスです。ジミヘンドリックスが1960年頃にライブでストラトキャスターを使用すると一気にその名は知れ渡り、世界中で愛されるギターとなりました。その他にもエリック・クラプトン、ジェフ・ベックなど伝説のギタリストたちが愛用しています


ストラトキャスターはエレキギターの永遠のスタンダード

 
 
 
 
 
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1954年から現在まで世界中のギタリストを魅了し続けているストラトキャスター。その人気から多くの派生モデルが登場していますが、幅広いスタイルに対応できるクセのないサウンドが特徴の本家フェンダー製は1本は持っておきたいギターです。生産地やブランド、スタイルによる種類の違いを理解し、自分に合った1本を探しましょう。

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